人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり

生け花と海の絵

平家物語の「敦盛」の中に、「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり」との一節があります。

織田信長が、桶狭間での出陣前や、本能寺の変の時に、この節を含む幸若舞を舞ったことで知られていますね。

現代では、「人生は50年間程度のもの」と解釈されることもありますが、実際の意味は、微妙にニュアンスが違い、
「人の世の歳月の50年は、下天(天界では一番下の階層の世界、一日が人間界の50年とされています)の時間軸に比べれば、夢幻のように儚いもの」と解されます。

ですので、「人生は、宇宙の時間軸からみれば、ほんの一瞬のことですから、目の前の出来事に一喜一憂することなど意味無いのですよね」という捉え方もありますが、やはり、たとえ一瞬の時間であっても、この世に生まれてきたことには意味があるのですね。

泣いたり笑ったり、喜びも悲しみも、あらゆる感情をも体験し、最終的には、「愛」を学ぶために今生があるのでしょうと思います。

イエス・キリストも仏陀も、天界にいるだけでは体験のできない「人間の苦しみや悲しみ、それらを通して学ぶ゛愛゛」を実体験するために、この世に生まれてきはったのでしょうと、私なりに理解しています。

目の前に起こる出来事は、ネガティブな感情も含め、しっかりと受け止めつつ、クリーニングを続けることが大切なのでしょう。

それらを通し、最終的に「愛と調和」を学ぶために、私たちは、生まれてきたのですから。

Peace of I ♪♪♪

(橋本由美)

子供たちの椅子

子供たちの椅子

今はもう成人しました子供たちが、幼い頃に使っていた椅子です。

1年5ヶ月違いの男の子で、いつもコロコロと一緒に遊んでいましたし、たいていお揃いの洋服を着せていましたから、よく双子と間違われました。

そして、食事も二人並んで、この椅子で食べていました。(食卓は座卓でしたので)

今は、高さのあるダイニングテーブルを使っていますので、ふだんは使うことはできませんが、時折こうして眺めています。

あの頃の笑い声や泣き声、日常のあわただしさが甦ってきます。

当時は無我夢中で、今思えば、私は未熟な母親で、間違ったこともたくさんしてしまいましたが、それでも、いつも家族が一緒で幸せやったなぁ~と、しみじみ思い返しながら、時に涙とともに、この可愛らしい椅子たちを眺めているのです。

(橋本由美)

色の効用

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「色」は、電磁波と呼ばれる光のエネルギーの一種です。

このエネルギーの波動が、人体や精神にも影響を及ぼしています。

太陽光線をプリズムで分光させると虹の7色が見えますが、カラーセラピーでは、人間は「虹の存在」と考えられています。

また、インドの伝承医療「アーユルヴェーダ」では、人体には虹の7色の「チャクラ」と称されるエネルギーステーションがあるとされています。

色彩心理学においては、色への欲求は、心理的バランスを保つための人間の本能だとも言われています。

よく使われる例ですが、医学的にも、赤い部屋にしばらくいると交感神経優位となり血圧・心拍数が上昇し、青い部屋にしばらくいると副交感神経優位となり、血圧・心拍数ともに下降します。

目隠しをした状態でこの実験を行っても同様の結果が得られることから、やはり色は、視覚のみで感知しているのではなく、波動エネルギーにより作用していると考えられます。

また、「色が教えてくれること」の中で、著者の七江亜紀さんは、
「そして色は、人の情動も揺り動かすのです。(中略)それらを上手に利用すれば、心は意外と簡単にコントロールできる、ということです。」と述べていらっしゃいます。 

テンションが落ちてきた時には赤いものが食べたくなるように、心と体が赤い色を欲し、疲れてホッコリしたい時にはビタミンを補う緑茶やフルーツがとりたくなるように、緑やオレンジを欲するなど、自分の心に耳を澄ませながら、体調に合わせて色をうまく使うことは、じつはとても大切なことなのでしょう。

(橋本由美)

軟酥の法

滝邸

昔々、徳川5代将軍・綱吉の世に、白隠禅師というかたが誕生しました。

「駿河には、すぎたるものが二つあり。一に富士山、二に原(禅師の誕生の地)の白隠。」と言われるほどの名僧で、臨済宗・中興の祖とも称されています。

彼は、幼い頃から修行に励み病を乗り越え、人生50年と言われた時代に、73才で「夜閑船話(やかんせんわ)」を執筆しました。

これは、禅の修行や自らの病の経験から白隠禅師が編み出した内観法(今で言うセルフヒーリング)のハウツー本で、当時のベストセラーとなりました。

ところで「軟酥の法」ですが、これは、前回に書きました「入浴セラピー」http://京都産業医.com/blog/%E5%85%A5%E6%B5%B4%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%94%E3%83%BC/にも少し通じるところがあります。

静かな部屋で目を閉じ、頭上に鶏の卵大の軟酥(バター)が載っているとイメージします。

その軟酥は、とても良い香りを放ちながら体温で溶け出し、まずは脳全体に浸みわたり、目、鼻、口、のどへと順に流れながら、背骨や五臓六腑にまで浸みこんでいくイメージをします。

そうして最終的には、その軟酥は、体中の凝りや痛み、心の苦しみなどのネガティブエネルギーを全て溶かし込み、体外へ流れ出していくとイメージします。

あとはスッキリ! 心も体も浄化されたと信じます!

江戸前期の昔に、こうしたイメージヒーリング法が流行していたなんて、面白いですね(^_^)♪

(橋本由美)

入浴セラピー

カッパのお風呂

入浴をすることは、体を清潔にするだけはでなく、毛穴を開いてエクトプラズマを修復し、オーラを浄化するとされています。
つまり、垢や毛穴の汚れを洗い流すだけではなく、魂やオーラも綺麗にしてくれるのですね。

エッシェンシャルオイルや香りの良い入浴剤などを入れれば、アロマテラピーの癒やし効果もあります。

忙しい時にはついついシャワーだけで済ませがちですが、できれば週に何度かは、良い香りの入浴剤を入れたバスタブにゆっくりと浸かり、心身ともにデトックスして、いい運を引き寄せましょうね♪

(橋本由美)