学ぶことと視点の多様化について

私にとって人生で非常に大きな影響を受けた恩師がいます。
残念ながら2年前に他界しています。
その方のおかげで、私がデータや資料を分析して仕事をするような道を開かせていただきました。
その方が常々言っていました。
「本当に統計学を理解したいなら、数学の歴史をまず学べ。俺は、今の水準まで来るのに何十年もかかった。焦ってはいけないよ。」
最近は、優秀な統計ソフトが多数販売されており、とりあえずデータを入れて、最低限の統計の知識があれば、結果の解釈ができる程度の分析ができます。
しかし、それは分析手法の誤用にも繋がります。
私自身、日々勉強を継続していますし、恩師の言葉通り、最近では数学史、微積分等幅広く知識を深める努力をしています。
そうすると、ある日、前まで分からなかった理論が突然理解できたりします。

微分の問題で、ラグランジュ乗数法というのがあります。

この公式の導出方法は実は、高校等では別の項目として習う線形代数の内積(内積が0のとき、ベクトルが直交しているというもの)の知識を組み合わせると、見事に求まるという証明が書籍にありました。
何回か読み直して、ようやく理解できた時思わずうなってしまうような見事なものでした。
他にも、相関係数や最小自乗法の線形回帰分析を線形代数の内積の視点で見ると、新しい発見があったり。
学校教育のように、微分は微分のみ、線形代数は線形代数と区切って勉強すると、なかなかこういう知識を有機的に組み合わせられないかもしれません(少なくとも私は、受験時代はこんなこと一切考えたことなかったです)。
もちろん、学校教育は、受験という時間的制約がある中で、如何にして多くの子どもに必要十分な知識を教えれるかが目的なため、仕方ないとは思います。
ただ、もう少し様々な領域を行ったり来たりするような教え方(線形代数⇔微積分等)で、
「この前教えたこの公式、今日教えた新しい概念で見るともっと別の見え方ができるよ」
というような感じで進められたら、もっと楽しくて応用力がつく授業になるのではないでしょうか。

空間の多様性と曖昧性について

小島寛之さんという経済学者・数学者の著書を愛読しています。

話題が豊富で、読むと必ず知見が広がったと実感できる本ばかりです。
著書の一つであるベスト新書『数学的思考の技術』のp156「第6章 私たちが暮らすべき魅力的な都市とは」という章があります。
ここで、「道はまっすぐ」、「道路区画は格子状」、「区域を工業地域、商業地域、住宅等で、機能別にわける」方が良いという機能優先の合理主義の思想で都市デザインを考えた建築家の巨匠ル・コルビュジエとミース・ファン・デル・ローエのことが書かれていました。
特に、コルビュジエは私が東京で仕事をしていた時に、夜間でデザイン学校のSTRAMDで学んだことを記憶しています。
ところが、この思想で作られたアメリカのプルーイット・アイゴーしかり、インドのチャンディーガルしかり、ブラジルのブラジリア等次々と暮らしづらく、犯罪が多発する失敗例となってしまったとのことです。
なぜか?
アメリカの都市学者ジェーン・ジェイコブスは、アメリカの代表的な都市を調査し、魅力的な都市の備える4条件を以下に定義した。
1、街路の幅が狭く、曲がっていて、一つ一つのブロックの長さが短い
2、古い建物と新しい建物が混在
3、各区域は、二つ以上の機能を果たす
4、人口密度ができるだけ高い
合理主義な都市計画の真逆のような内容ですね。
更に、ルドフスキーという学者が『人間のための街路』において、街路や階段などが単なる通行路に終わらず、多様な機能(街路は子どもの遊び場でもあり、露天の店先でありetc)を備えていることがいかに人の暮らしを豊かにしているかを論じています。
このような内容を小島さんは6章で整理しておられます。
役割を明確にせず、多機能性、曖昧性を内包した環境の方が、日々の生活を営む都市としては良い。
この話を読んで、日本の伝統的家屋の空間の取り方もまさしくその通りではないかと思いました。
家の「ソト」と「ウチ」を分ける壁ではない縁側というものがあります。
また、部屋と部屋を区別する襖。 これは、開けたり閉めたりできるため、部屋の役割を固定しません。また、壁で隔てるのではなく、襖で仕切られていても隣の部屋の気配が感じられます。欄間もありますね。
時には寝床となり、食事の場所になる多様な役割を担える畳。
考えれば日本の家屋は多機能性、曖昧性の宝庫であり、文化として非常に興味深く感じます。
西洋の家だと、こういう役割は廊下なのかもしれませんが、どうなのでしょう。
橋本圭司

『模倣』の意義

日経ビジネス人文庫より発刊されている『模倣の経営学』(井上竜彦著)を読んでおります。

井上氏の書籍は、『ブラックスワンの経営学 通説をくつがえした世界最優秀ケーススタディ』に続き2冊目になります。

さてこの『模倣の経営学』の主題は「トヨタもセブンイレブンもスターバックスも、優れた企業は「真似て、超える」ことで成功した」という内容を整理して発展させた内容です。

真似るという行為は、「猿真似」という言葉があるように、良い印象がありませんが大事なことです。
本著で初めて知ったのですが、世界の製造業に偉大な影響を与えているトヨタのジャスト・イン・タイムのシステム、生みの親の大野耐一氏はスーパーマーケットの仕組みを人づてに聞いたことから発展させたそうです。

真似るという行為は本当は素晴らしいです(ここでいう真似るとは陳腐なコピー商品や、版権・パテント等無視した盗作まがいのものではありません)。

「真似ぶ」は「学ぶ」と近い言葉だと以前聞いたことがあります。
アイザック・ニュートンは「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。」という言葉を残しています。

『模倣の経営学』にもありますが、「守破離」という言葉もあります。
「守」とは師から教わった型を「守る」こと
「破」とは自分にあったより良い型を目指し、教わった型を「破る」こと
「離」とは自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、最終的には型からも自在に「離れ」進化すること

注目すべきなのはまず最初に「守」が来ることです。

ただ、「守」に入るためには、まず良い師を見つけないといけませんね。

では、そもそも良い「師」とは何でしょうか。そしてどうすれば見つかるのでしょうか。
これは、簡単な問いではなく私もまだ見つけていないので、今後進捗あればここに書こうと思います。

ただ、今言えることは「師」は探すと見つからない、今目の前にあることに真剣に取り組んでいく中で、ぼんやりと目の前に輪郭を持って現れる存在なのではないかということです。
簡単に言うと、「足元の地面を一生懸命掘り続けていたら、少しずつ地面の中から出て来た」といったところでしょうか。どこか探検して見つけに行くのではないです。

私は、幸いなことにこれまで超がつくほど一流の方ばかりを師という形で出会ってきました。

世界有数の海外の巨大企業でリーダー育成のエリートコースを切り抜けてきたような方から、アメリカに身一つで渡り一大事業を築き上げた方、独学でデータ解析から熱伝導・対流の制御に関する特許等を抑える等一人でやってしまうような方まで、普通に考えてどうしたら会えるのかわからないような方ばかりでした。

これらの方々、会いに行ったわけではなく、目の前の問題に真剣に取り組んでいるときに、突然思いがけぬ形で紹介があったり、就職した先のベンチャー企業の上司だったりという形でした。
出会いとは不思議なものです。私は、人との良縁は自分で探すのではなく、必死に手足をバタバタして浮き上がろうと努力している中で、いつの間にか指に引っかかっている糸のようなものと考えています。

『模倣の経営学』からだいぶ脱線してしまいましたが、この本を読んでいるうちにこのようなことを思いました。

井上氏の書籍、学術的な最新の情報等も盛り込んでいるため読み応え抜群で勉強になるのでお勧めです。

P.S.
『ブラックスワン』といえば映画がありましたね。私は、映画の内容を知らずに映画館に観に行き、この世の終わりぐらいに怖かったです。
人間心理を扱った映画の方が、単純なホラーより後味は最悪ですね(笑)。
社会性、芸術性は非常に高く素晴らしいのですが、個人的には苦手でした。
コアなファンはできそうな独特の映画でした。

 

橋本圭司

セイバーメトリクス

セイバーメトリクスという野球の統計分析に当たるようなものがあります。

(Society for American Baseball Research)とメトリクス(指標)を組み合わせた言葉です。

 これを当時資金不足で弱小チームであったオーランド・アスレチックスに取り入れて常勝軍団にまで育てたビリー・ビーンという方が有名です。
 ブラッド・ピット主演の映画『マネー ボール』でご存知の方も多いかと思います。
 私も、映画はもちろん書籍も読みました。
 今でもそうですが、野球選手を打率やホームラン数、盗塁数等で評価することが一般的だと思います。
 ビリー・ビーンはそうではなくて出塁率を重視しました(他にも相手の投球数をどれだけ稼げるか等いろいろあります)。ヒットでも四球でも何でもいいのです。
この視点で見ると、打率が高くなくても、選球眼が良く四球等で出塁率が高い無名の選手が、突然隠れた優秀な選手として浮かび上がるのです
 投手なら勝数ではなく、例えばクオリティ・スタートという先発投手が6回まで自責点3点以内に抑えたときに記録されるもの等があります。
 このビリー・ビーンの取り組みは、当初は他球団から見向きもされないどころか、球団内のスカウト担当の陣営からも反発がありました。
 しかし、結果はアスレチックスの成功を受け、多くの球団が取り入れだしたため、より複雑な指標も開発されているような状況にまでなっています。
 ここで強調したいのは、この例はデータによる指標がベテランや現場を熟知する人々の経験を上回るということではありません。
 なぜなら、指標の結果を受けて行動を起こすのが、その経験を豊富に持つ現場だったりするので、「データでこうだから」という押しつけでは、一丸となった行動は不可能です(ビリー・ビーンはかなり激しくやりあったようですが、個人的にはこれは結果オーライの話で、特に日本では難しいと感じます)。
 ただ、データ等の分析から今までになかった新しい次元を加えて物事を考えた成功事例として非常に面白い話だと思います。
以下に『マネー・ボール』の映像(予告編)を参考に載せました。

 

橋本圭司

プライミング効果について

ある刺激を受けたとき、その影響でそれ以後の考え方や感じ方が変わることを『プライミング効果(呼び水効果)』と呼びます。

例えば、トロント大学の実験で
  1. 被験者にかつて自分が犯したと感じることや行為を思い出してもら
  2. 次に、半数の被験者に手を洗ってもらう
  3. その後に困っている大学院生のために、無償で実験に参加するかどうか質問
という実験の結果、手を洗わなかったグループは74%、洗ったグループは41%参加すると答えました。
手を洗ったグループは協力する気が少なかったのですね。
この結果を受けて、手を洗い流すという行為により罪悪感も洗い流したと無意識に感じているのではないかと考察されています。
更に、他の実験でも
  • バラバラになった文字を文章に復元するという実験で、「老い」を連想させる言葉を多く含む文章を復元したグループの方がそうでないグループよりも、廊下からエレベータまでの歩く速度が遅くなった。
というものもあります。
これらのことは、無意識がいかに周囲の環境や行動に影響を受けているかをよく示していると同時に、人々の行動や文化についても面白い視点を得られます。
 例えば、先ほどの水と罪悪感の繋がりの例、日本の神道の禊や神社の手水舎、キリスト教なら洗礼式等での聖水もこれにあたるのでしょうか。
 イチロー選手が毎打席必ず行うモーション等、一流スポーツ選手が必ず行う仕草もプライミング効果で説明できるように思います。勝負に臨む前に決まった動作、行動を行うことを取り入れることが、結果として日々のメンタルを整え、好不調に振り回されないようにできる体制を整えているのではないかと考えています。
 私たちが日常で取り入れるなら、毎朝少し瞑想するとか散歩するというのがあります。
 そうでなくとも、より簡単に、どんな場合(緊張を強いられる場合も含めて)でも、必ず人と会う前にコーヒーを一杯飲んで一息つくというのもありかもしれません。
ただ、プライミング効果というのは無意識でするからこそ効果があるのであるため、なかなか意識してしまうと効果は薄いそうです。
 単純に何か直前に迫った問題を解決するために始めるのではなく、気軽に気分転換のつもりで日常に取り入れられる些細なことから始めたらいいと思います。
橋本圭司

 

ユニークな成果測定の事例

Airbnbというサイトがあります。個人の部屋・アパート・家を貸し出すことで、旅行者にはホテルの代わりを、貸し手(ホスト)は新しい収入源を得られるサービスです。

このサービスは2012年に世界で500万泊の予約を得るほど急成長したものですが、『LEAN ANALYTICS』(アリステア・クロール、ベンジャミン・ヨスコビッツ著)で紹介されている仮説⇒データ収集⇒成果測定の方法がとして面白いです。
まず、「プロの写真を使ったホストの方がビジネスがうまくいく」という仮説を立て、すばやくテストを行う。
その結果、プロの写真を載せた場合は宿泊予約数が平均よりも2~3倍多いことがわかったため、2011年頃からホストに提供する写真を20人のカメラマンに撮ってもらうことにした。
そして急成長。
という内容です。
分析は平均値を見るという非常にシンプルなものですが、「プロの写真家に撮ってもらった場合の予約数」を追いかけるという独創的な発想に基づく行動とデータ収集といった流れが非常にスムーズです。
この内容を読んで、闇雲にデータが既にあるから、もしくは世間でよく採られているからという理由でデータ収集の内容を決めて収集し難しい分析をする前に、自分の求めている成果(この場合は、いかに予約数を増やすか)という根元の大目的の部分をきちんと掘り下げて、そのためにどういう行動を取るか、そしてその成果をどのような数値で追いかけるか、新しい切り口がないかを日頃から意識することが大切なのだと再認識させていただきました。
airbnbのURL(日本語サイト)は下記となります。
https://www.airbnb.jp/
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
橋本圭司

企業の視点での日本人論

モータージャーナリストの小沢さんとマツダの藤原常務という方のインタビュー記事が大変面白かったです。

会話の中で、日本人論のようなものもあり、以下のような内容でした。
僕が思う日本人のすごさは「すり合わせ」です。人と人がヒザをすり合わせて、顔を合わせて、こうしたいああしたいと議論ができるのは日本しかないんです。米国はトップダウン方式だし、ドイツは「私はコレ、次はコレ」と職人的にすべて決まっているんです。責任感ではないんです。
 逆になぜドイツ製品の出来がいいかというと、ドイツでは「ビッグサム」と呼ばれる人がいて、親指の意味なんですが、いわゆる職人、マイスターのことを指します。そのビッグサムが、最後の製造ラインでなんでも直すんです。メルセデスなどは特にそうで、ドイツのモノ作りはそれで成り立ってるんです。
 日本は開発や生産などのもっと前の段階で、人と人がすり合わせをして「こうしよう、ああしよう」と議論をしながら改善できる。これが日本の良さなんです。
日本とアメリカの違いは何となく予想がつきますが、ドイツは初めて知りました。
私の考えでは、このような「すり合わせ」文化の日本では、異質な考え・価値観の人間を「和を乱す者」として排斥する傾向が出がちなのではないか、「村八分」というのもそういう精神構造に起因するのではないかと考えています。
もちろん、西洋でも魔女狩り等ありましたが、そちらは宗教がらみで少し根本が違う気もします。
本来なら、きちんと研究しないといけないのですが、あくまで今日現在の仮説ということでお許しください。
藤原常務は、上記の会話の後、以下のように続けています。
日本人を単純に称賛するのではなく、かつ日本人としての特徴をうまく活かして活躍できる企業は作れると示唆する、大変前向きになれる内容でした。
そのときの目標の立て方どうのこうのじゃなくて、理想に向けてみんなで手を握って「こうしようね」とできる協調性にこそ、日本の強みがあるんです。目標が多少間違っていたとしても、それを日本人はみんなでなんとかしようとするんです。これがなくなると、たぶんダメなんです。
 それは自動車以外の家電でもスマートフォンでもみんなそうで、負けたところはすべてそこを無視したからです。実際、iPhoneは本来日本で造るべきだったと思いますよ。スティーブ・ジョブズもジョナサン・アイブスもミニマリストなんですよ。モノを削ぎ落とし、機能を削ぎ落として一番良い部分を残すのが得意で、それはもともと日本人が持っている日本的才能なんです。ジョブスは禅を大事にしていたでしょう? 結局、ジョブズがiPhoneのアイデアをソニーに持ってきたときに、それに食いつかなかったというのが問題です。食いついていれば今の状況はなかったと思います。
この記事、大変中身が濃く、他の会話の内容も興味深い内容でした。
元記事は下記URLになります。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20150518/1064522/
橋本圭司

 

高田崇史さんの『鬼神伝 鬼の巻』を読みました

講談社文庫より出版された高田崇史さんの『鬼神伝 鬼の巻』を読みました。

内容はネタバレにならない程度に書くと、主人公の少年がある日平安時代に飛ばされ、
「鬼」と貴族たち「人」が激しく争う世界に飛ばされるもので、非常にファンタジー色が強いです。
なぜ、突然このようなファンタジー小説をここで紹介しているのかと思われたかもしれません。
著者の高田さんはこれまでQEDシリーズ等サスペンスものを含め、鬼や河童等、古事記や地域の伝承等に登場する神々をテーマに巧妙にストーリーを組み立てられる方です。
単なる小説ではなく、読んでみて歴史の見方が変わる新たな視点を提供してくれるような、非常に興味深い考察や研究結果を披露され、大変面白くいつも読ませていただいています。
この小説は、それら考察の導入部もしくは、まとめのような内容で読みやすく感じました。
高田さんのこれまでの様々な小説で一貫して発信しているメッセージは、「鬼」というのは、朝廷に従わなかった本来日本に古来より住んでいた人々だということです。
坂上田村麻呂に敗れた阿弖流為(アテルイ)もそうですね。
こちらは、高橋克彦さんが書かれた『炎立つ』でご存知の方も多いかと思うお話です。
鬼神伝に印象に残るメッセージがありましたので、最後にここだけ整理して紹介させてください。
p180~1を改編
どうして節分には鬼に豆をぶつけるのか?どうして河童はキュウリばかりを食べているのか?どうしてテルテル坊主は軒先に吊るされているのか?どうして雛祭りで人形を飾るのか?どうして天邪鬼やおとろしの指は三本しかないのか?
きちんと調べればわかることなのに、私たちの時代の人たちは、誰も真剣に調べようとしていない。
だからこそ、自分で調べてほしい。答えが分かったら、たった一人きりでもいいから声をあげてくれ。
まとめるこんな内容のメッセージです。これまで、高田さんの本を読み続けてきて、このメッセージが一番ずしりと来ました。
以上私の書いたことで、興味を持たれた方がおられればぜひ高田さんの著書一読ください。
まず、鬼神伝、それでこの節分の話等の高田さんの考察を知りたければQEDシリーズ等を読んでいただきたい。
歴史の見方に、新しい次元が加わることは保証します。
『鬼神伝 神の巻』という続編があるのですが、講談社文庫で出版されるのを楽しみにしています。
ちなみに、この『鬼神伝』、アニメ映画が公開されていたのですね。知りませんでした。
なんと、声優陣がすごく豪華でびっくりです(笑)
すごく、観たいです(予告編URL貼りました)。
橋本圭司

『ストレスチェック制度Q&A』が公表されました

厚生労働省にて5月15日付で、

『ストレスチェック制度 Q&A』というものが公表されております。
内容の中で、特に疑問が多そうな箇所をピックアップしました。
Q1-1
法に基づく第一回のストレスチェックは、法施行後いつまでに何を実施すればいいのでしょうか。
平成 27 年 12 月 1 日の施行後、1 年以内(平成 28 年 11 月 30 日まで)に、ストレスチェックを実施する必要があります(結果通知や面接指導の実施までは含みません。)
Q1-3
当社は本社と事業所から成りますが、本社で一括して「事業者」として実施することは可能ですか。その場合、実施方法などについて事業所ごとに衛生委員会等での調査審議が必要でしょうか。
労働安全衛生法の他の規定と同様に、ストレスチェック制度の規定も、事業場ごとの適用となりますが、全社共通のルールを、全社の会議体で審議するなどして定め、それを各事業場に展開するというやり方も可能です。
ただし、法令の規定は事業場ごとの適用となりますので、全社共通のルールについても、各事業場の衛生委員会等において確認し、労働者に周知していただくとともに、事業場ごとに実施者や実施事務従事者が異なる、実施時期が異なるなど、全社で共通化できない内容がある場合は、それぞれの事業場ごとに衛生委員会等で調査審議の上、決めていただく必要があります。
また、実施状況についての労働基準監督署への報告も各事業場が、その事業場を管轄する労働基準監督署に対して行う必要があります。
Q1-8
在籍出向労働者のストレスチェックの実施については、出向元または出向先のいずれにおいて行うのでしょうか。また、集団分析はどうなるのでしょうか。
 A
ストレスチェックの実施は、労働契約関係のある事業者において行うこととなりま すが、在籍型出向の際に、出向先事業者と出向労働者の間に労働契約関係が存するか 否かは、労働関係の実態、即ち、指揮命令権、賃金の支払い等総合的に勘案して判断 することとされています。
このため、「在籍出向労働者」のストレスチェックを出向元で行うか、出向先で行う かについては、その実態を総合的に勘案して判断する必要があります。
なお、集団分析については、職場単位で実施することが重要であるため、在籍出向 の実態にかかわらず、出向先事業者において、出向者も含めてストレスチェックを実 施するとともに集団分析を実施することが望ましいです。
Q18-1
派遣労働者へのストレスチェックについて、例えば、ある派遣元と雇用契約を 結んでいる派遣労働者が 200 人おり、そのうち、ある派遣先事業場に 20 人が派遣され ており、その事業場には 20 人の派遣労働者と派遣先の正規職員 40 人の合わせて 60 人の従業員がいる場合、ストレスチェックの実施義務はどこにどのように生じるので しょうか。
派遣元がストレスチェックを実施する場合には、派遣元と雇用契約を結んでいる派遣労働者が 50 人以上いるかという点で判断するので、例えば 200 人いるということで あれば、何人をどこに派遣していようが、ストレスチェックを実施する義務が派遣元 に生じます。
また、派遣先事業者に労働者が 60 人(内 20 人が派遣労働者)という場合、正規の 労働者は 40 人しかいなくても、事業場の人数の数え方は派遣労働者を含めてカウント するため、そのような派遣先にはストレスチェックの実施義務があり、派遣先は 40 人 の正規労働者に対してストレスチェックを実施する義務が生じることになります。
なお、派遣先については、派遣労働者に対しストレスチェックを実施する義務はあ りませんが、派遣労働者 20 人に対してもストレスチェックを実施するとともに、職場 の集団ごとの集計・分析を実施することが望まれます。
その他多くのQ&Aがありますので、下記URLをご参照ください

地産地消の美味しいワイン

最近、「このワインはすごいぞ!」というワインを見つけました。

滋賀県のヒトミワイナリーというところのワインです。

ブドウは、自家栽培のブドウか長野等のブドウ等国産で揃えているそうです。

ここのワインは、食物繊維や酵母をそのまま残す「にごりワイン」という形をとっています。

読んで字のごとく、色が濁っており、ラインナップの中には酸化防止剤を使用していないものもあります。

今日は、家族で滋賀にピクニックに行ったので、途中寄り道してワインとパン(パンも有名で多くの方が足を運ばれていました)を購入して帰りました。

ワインは二本。 ジュース感覚で飲める果肉感が素晴らしい甘口の酸化防止剤不使用ワインと、自家栽培ブドウ使用のワイン。 自家栽培ブドウワインは他のワインと比べて少々高めの値段設定でしたが、地産地消を応援している私としては、応援の気持ちも込めて購入させていただきました。

食材を購入する人の多くが、地産地消を意識した購買行動を取るようになれば、地域活性という点でも、新鮮で美味しい食材を食べれるという点でも大変有意義なことだと思います。

自分自身のお金の使い方が、社会を良くも悪くもする。

そのことは常に意識しておきたいことです。

ヒトミワイナリー

http://www.nigoriwine.jp/2011web/2011main.html

橋本圭司