昨年の晩秋に、京都市郊外へ転居しました。
それまでとは、うって変わって静かな環境で、周囲には田んぼがたくさんあります。
その多くが、自然農法をされているとのことです。
転居時には、土だけでした田んぼに、春には水がはられ、苗が植えられました。
そして、あっという間に、おたまじゃくしが大量に泳ぎだし、しばらくすると、鷺が舞い降りるようになりました。
数千匹はいたであろうおたまじゃくしは、あっという間に激減し、わずかに生き延びたものが、蛙になりました。
農薬を使わない、自然の摂理です。
やがて、気温の上昇とともに、稲はすくすく育ち、穂が伸び始めました。
穂の中では、お米が次第に成長し、少しずつ頭を垂れるようになりました。
そしていよいよ、黄金色になった稲穂が、ある日、刈り取られていました。
刈り取られた田んぼでは、雀や山鳩が、落ち穂をついばんでいました。
その後も、まだ日中の気温や陽射しは、さほど激減はしませんでしたので、また青々とした葉が伸びてきました。
このままもう一度収穫されるのかなと思って見ていましたら、ある日また、すっかり刈り取られて、土にすき込んでありました。
化学肥料に頼らず、これが肥料になるそうです。
こうして、転居から、ほぼ1年を通して、お米作りの一通りを見ることができ、何だか嬉しく誇らしいような気持ちになりました。
『米』という文字は、八方に開いた姿を形取り、天地の八方に、生命エネルギーを発している様子を現したものとの説があります。
日本人にとって、お米は、単なる主食ではなく、歴史・文化・精神性に深く結びついた特別な存在です。
稲作は、弥生時代から行われ、やがて年貢や大名の格付け(石高)の基準となってきました。
また、水田稲作には、共同作業や共有の水の管理が必須であり、地域社会の『和』を重んじる、日本人の国民性を培ってきたともされます。
そして、『米一粒に七人の神が宿る』との伝承のように、お米を通しての神や自然への感謝、食べ物を粗末にしない文化が根付いてきたのでしょう。
そうした意味でも、減反政策は、もってのほか、米作農家への税制優遇措置や、他の無駄な補助金を農家に振り替えるなどの策がとられることを願います。
このように、神や自然を尊びてきた日本人ですが、最近、そうした文化が希薄になりつつあるのは、米食が減ってきたことも、一因かもしれません。
昨今の熊の全頭駆除など、かつての日本人の感性ではないように感じます。
『ガバメントハンターに52億円の予算!』
https://x.com/TA43786386/status/2109035961590120596?s=43&t=NQ_c2M-RyBKHvsqYWwUwYA
『ほんの子熊を10人のハンターが囲んで撃ったり・・・』
https://x.com/C3kBrGZQDc2tYeI/status/2112501015497060555?s=43&t=NQ_c2M-RyBKHvsqYWwUwYA
『熊は見たら殺すことが当たり前になっている』
https://x.com/murachanu0qf/status/2110128448006242758?s=43&t=NQ_c2M-RyBKHvsqYWwUwYA
『熊を守ることは環境を守り、ひいては人間を守ること』
https://x.com/TA43786386/status/2113184484157989333?s=43&t=NQ_c2M-RyBKHvsqYWwUwYA
『根本的に間違っている』
https://x.com/butacco/status/2109265831024881943?s=43&t=NQ_c2M-RyBKHvsqYWwUwYA
『絵本の中の熊』
https://x.com/renko1611/status/2022141796013519123?s=43&t=NQ_c2M-RyBKHvsqYWwUwYA
『熊とは共存できる!』
https://x.com/MissAlly_01/status/2107540985400234478?s=43&t=NQ_c2M-RyBKHvsqYWwUwYA
(橋本由美)





