時々目にする 「也有の健康十訓」は、江戸時代の俳人・横井也有が 記したものとされています。
ただ、当時 お肉やお砂糖を日常的に食する人は ほとんど無かったはずですし、車で移動するということも 特別な人が乗る牛車くらいしか無かったでしょうし、かねてから「いいこと書いてあるけど、何かなぁ~?」とは 思っていました。
先日、あるサイトを見て、疑問が解決しました。http://www.geocities.jp/haikunomori/yayu/y_10kun.html
とはいえ、誰が記したかはともかく、なるほどということばかりで よくまとまっていますので、時々読み返してみて 我が身を反省するのも良いかもしれません。
也有の健康十訓
第一訓 少肉多菜(肉を少なく野菜を多く)
第二訓 少塩多酢(塩分少なく酢を多く)
第三訓 少糖多果(砂糖を少なく果物を多く)
第四訓 少食多咀(少量の食事をよく噛んで)
第五訓 少車多歩(なるべく車に乗らずに歩く)
第六訓 少衣多浴(薄着で日光に当たる)
第七訓 少煩多眠(心を痛めずよく眠る)
第八訓 少度多笑(なるべく怒らずよく笑う)
第九訓 少欲多施(自欲を持たず他人に尽くす)
第十訓 少言多行(言葉少なく実行する)
(橋本惠)