『令和』の時代

『令和』元年となり、はやひと月が経ちましたね。

日本語本来の語彙は『和語』『大和言葉』とも呼ばれますが、もともと、日本の言葉に『ら行』で始まる単語は存在しなかったのだそうです。
では、国語辞典に載っている『ら行』の言葉はどこから来たのかといいますと、その多くは中国からとり入れた漢語、あるいはヨーロッパからの外来語、ということです。
たとえばリンゴ(林檎)、ロウソク(蝋燭)、ラッキョウ(辣韮)などはもともと漢語なのだそうです。
(出典 プレジデントオンラインhttps://president.jp/articles/-/25148?display=b)

一方、古代言霊思想によりますと、ら行の音は、『螺旋』または『進化』を顕すとの説もあるそうです。

一直線ではなくとも、螺旋を描きながら、少しずつ浄化向上してゆける社会、世界となりますよう、願いを込めて、この元号に思いを寄せてみました。

(橋本由美)