森山直太朗さんの『生きてることが辛いなら』という歌を、最初に耳にした時には、
「なんてヒドい!」と、衝撃を受けました。
けれども、最後まで聴いてみて、また何度も聴いてみるうちに、これは、『傷付いた魂への優しいエールやわ』と感じるようになりました。
皆さまは、どうお感じでしょうか・・・
森山直太朗作詞
『生きてることが辛いなら』
生きてることが辛いなら
いっそ小さく死ねばいい
恋人と親は悲しむが
三日と経てば元通り
気がつきゃみんな年とって
同じとこに行くのだから
生きてることが辛いなら
わめき散らして泣けばいい
そのうち夜は明けちゃって
疲れて眠りに就くのだろう
夜に泣くのは赤ん坊
だけって決まりはないんだし
何にもないとこから
何にもないとこへと
何にもなかったかのように
巡る生命だから
生きてることが辛いなら
嫌になるまで生きるがいい
歴史は小さなブランコで
宇宙は小さな水飲み場
生きてることが辛いなら
くたばる喜びとっておけ
(橋本由美)