愛媛・お墓参りツァー
先日 エジンバラから帰国しましてすぐの連休、主人も私も 留守中にたまっていました諸々の用事を片付け、後は ゆっくり ほっこりしたかったのですが、母が
「どうしても、お墓参りに行かないと! この日しか、空いてる日は無いから!」 と言いますので、愛媛まで 行ってきました。
まずは 旧・北条市(現在は合併しまして、伊予中央市?)にあります 西園寺。 母の 幼い頃に別れました実母のお墓があります。
そして 別のお寺にあります 母の従兄弟従姉妹達のお墓 2カ所。
昨年 浄福寺に建立しました 母の実家のお墓。
子規堂にあります 母の母方祖父母のお墓 ・・・・・・ と 順に廻ります。
それぞれの所で お掃除をし、お花をいけますので、結構 体力がいります。
内心 私は 「従兄弟従姉妹達のお墓までは、行かなくていいんちがうの ・・・・・ (^^;)」 と思ってしまいますが、母にとりましては ライフワークのようなものですので、親孝行と思い 言葉を呑み込んで 同行します。
四国八十八カ所巡礼 五十一番札所のお寺ですが、明治前期に 母の曾祖父が 住職を勤めており、お寺の裏山に お墓があります。
ここは 空海が 実際に修行をしたとされます洞窟がありますものの 観光化されておらず、お遍路さん以外は 訪れる人もありませんようで、何となく もの寂しい さびれた感じがします。
この参道も 何か 異次元空間のような雰囲気です。
四国では 今でも お遍路さんの姿を よく見かけます。
持って歩いてはります杖には 名前が書かれていまして、昔は 途中で亡くなりましたら その場で埋めて 墓標とするためのものでもありましたそうです。
次男が 昨年の春休みに バスで2週間で八十八カ所を廻りましたが、かなり しんどかったようで 「今は 思い出したくない。」と 言います。
お遍路さんを見ますと、胸が 切なくなりますのは 何か DNAに組み込まれていますのでしょうか。
お墓参りの後は、いつものお宿 道後温泉の 「大和屋別荘」へ。
女将さんがたも、「いらっしゃいませ。」ではなく 「お帰りなさいませ。」と 出迎えてくださいますし、仲居さんがたも 長年 同じ顔ぶれです。
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お部屋の露天風呂に浸かり ぼ~っと 草木を眺めていますと、心や体の ネガティブエネルギーが 溶けて流れていきます。
温泉は 魂の浄化に 有効なのでしょう。
母は 「これで ようやく安心したわ。」と すっかり満足の様子です。
私も 一仕事済ませました気分です。
ありがとうございます。
(追記)
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夏目漱石の小説 「ぼっちゃん」にも出てきます 道後温泉の 白鷺湯です。
明治の頃のままの雰囲気で、タイムスリップしたかのようです。
こちらは 松山城です。 お役所タイプの 京都の二条城とは 趣が違い、実戦型のお城で 松山市を一望できます 山の上に建ち、城壁には 鉄砲設置用の穴もあります。
そうして こちらは 大和屋さんにあります 明治から大正にかけましての 道後の芸者さんのブロマイドです。
当時の賑わいが 伝わってきますようですね(^_^)。
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ディスカッション
コメント一覧
お疲れ様でした。かく言う私達も昨晩は、虎ノ門パストラルホテルの日本とミクロネシア友好20周年の会に出席し、今朝、長野市に到着し善光寺におります。ここは、母方の祖母の菩提寺で、私達が、東京・小石川善光寺から回収し埋葬しました。小石川の、お寺様も、ばらばらなっているよりも、お参りしやすい処の方が宜しいと言って煩雑な手続きをして下さり実現しました。長男が、長野市におりますので、後々彼が継承してくれたらと願っております。午後には、安曇野市・穂高の松尾寺へ参拝します。ここには、伯父、伯母の一族が眠っていますが、子供が無く、私達が、お守りしています。その、伯父の関係での昨晩の会でしたが、森前首相、安部前首相夫人、橋本聖子外務副大臣などご出席で賑やかな会でした。
sky-lark様
ありがとうございます[E:happy01]
sky-lark様とは 何かとシンクロすることが多いですね[E:clover]
ところで、可愛い梟ちゃんは 見つかりましたか[E:note]