雪草履
昨年 札幌から 着物姿で訪ねて来はりました女の子がありました。
足下を見ますと、スリッパのような履き物 ・・・。
? ・・・ と思っていますと、
「あ、これ、雪草履です。こちらの方には無いんですね。」と はにかんで答えはりました。
その子の履いていましたものは、前カバーと台とが 同じピーチピンクでしたので、一見スリッパのように見えたのですが、「これはいいなぁ~」と、その時 思いました。
かねてから 「草履に足袋」といいますのは、現代社会の生活の中では 無防備な点がありますように思っていました。
靴を履いた人達と一緒に 歩きましたり 乗り物の乗り降りなどの時、どうしても 当たったり 踏まれることもありますし、足袋が汚れますだけではなく 怪我をする危険も伴います。
大正時代のハイカラさんのように、和服に靴を履きましたら良いのですが、なかなか そうもいきません。
ですので この雪草履に感激し、お天気に関わらず これを日常履きにしますことを 思いつきました。
こちらでは 履いていらっしゃる方も 売っていますお店もありませんので、インターネットで探し 取り寄せましたのが この2足。
カバーが透明ですので 遠目には 普通の草履のように見えますし、底裏は ゴムの滑り止めが貼ってありますので 安全で歩きやすいですし、もちろん 足袋の汚れも減ります。
その上 無防備な不安感も拭え、おおいに気に入っています。
本当は 前カバーが もっと甲の上の方まで、できれば 踵の方にまでもありましたら もっと安心なのですけれど ・・・。
今は 雪草履を眺めます度に その女の子のことを思い出し、また 毎日 ご機嫌で これを履きまして 出かけています(^_^)。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。いつもありがとうございます。そして、更新ありがとうございます。きれいな草履ですね。カバーを別につける物は見たことありましたが、このように初めから装着されている物は本当に履いている方も見たこと無いです。(あっ、私は京都在住です)由美さんは普段もお着物を着られているのですか。素晴らしいですね。私などとてもとても、縁遠く半襟の準備とかに始まって、最終的にはどなたかに着せて頂かないと着れないので、日本人ではないような?ものです(笑)ですから、このようなきれいなお写真見せて頂いたり、お話聞かせて頂くとワクワク楽しい思いを御相伴させて頂け、うれしいです。これからも、また、宜しくお願い致します。
由美さんの言われていた占いは、性格は当たるけど…というのは、とても思い当ります。
週刊文春に、今人気のある江原啓之氏の疑惑が掲載されてましたが、もし、嘘とまではいかなくても、未熟な霊能者であとの部分が???だったとしたら、テレビ局の責任とかはどうなるのでしょうか。江原氏の事だけでなく、テレビは影響力があり、選挙の投票行動をまで左右しかねない昨今、又、今の殺伐とした社会にもテレビは、決して無関係とは思えないのです。大阪の大手芸能会社所属のタレントさんが毎日テレビで発する言動に、いじめの元凶があったり、親殺し子殺し、また友人知人、知ってる人には親切にできるのに、道ですれ違う人はただ邪魔なだけの障害物にしか見えない、、、老若男女、日本人が壊れていってる~今、テレビの影響が総て、とは言いませんが、安易な番組が目立つ様な気がしています。 作り手の責任とでもいうのでしょうか。今はやりの? 偽装にも通じると思うのですけれど。
青蓮院の満月の会の事、ありがとうございました。
くだものさん
ありがとうございます。
くだものさんも、京都にお住まいなのですね。
京都は狭いですので、どこかでお目にかかったりすれ違ったりしているかもしれませんね。
テレビ番組の件、全く、くだものさんと同感です。
特に、お笑い出身の大物タレントさんの司会の番組は、以前は見ていましたが、今は全く見ません。
司会者が、ゲストの誰かを馬鹿にする発言をし、全員で笑いものにする・・・というパターンの繰り返しで、時には 頭をこづいたり蹴ったりさえします。
それを、おもしろいと思って笑う感覚が、子供や若者達の苛めを助長しているのだと、何故 教育委員会は もの申してくれはらへんのかと、いつも悲しくなります。
もちろん、お笑いの人が皆悪いと行っているわけではありません。
以前、息子が見ていた番組で、アンジャッシュ(?)という若手コンビの人が、「聞き間違い」をうまく利用した 舞台コントをしてはりまして、私も一緒に アハハ(^o^)と笑っていました。
人を馬鹿にしたり、暴力を使ったりしなければ、笑いがとれないというのは、おかしいと思います。
芸人さんには、もっと精進し、自分自身の魂も芸風も 磨いてほしいものです・・・と思います。