悲しい

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今日は 裏千家の みこころ会の日でした。

6月末には 小豆を使いました 「水無月」というお菓子を 厄除けとしていただきます。 京都だけの風習でしょうか。

この 「老松」の水無月は 本葛仕立てです。一般的な お米の粉を蒸したタイプのものも好きですが、やはり 本葛の方が 喉ごしも良く ツルリとして 胃にも優しいようです。 特に、今日のような 暑い日には。

掛け軸は、臥雲老師の 「行雲流水」 といいます言葉でした。

流れる雲や水のように、執着心を取り払って 生きなさい ・・・ との意味です。

今の私は とても そんな心境には ・・・ 。

人生には 自分の意志だけでは ままならない 悲しい事も、時に 起こります。

昨夜 とても悲しいことがあり、ず~っと 涙目で 食欲もありません。

ある子の悲しみを思いますと、胸がズキズキと 痛いのです。

その子達の未来を とても楽しみにしていましたから、ポッカリと 胸に穴があいたような気持ちです。

何とか 皆が 幸せな人生をおくってほしいのに、今の私の能力では どうにもなりません。 じっとしていると すぐに涙が出てきますので、動いてみましたり テレビをつけてみましたり ・・・ 。

けれども 泣いてばかりいましても 仕方がありません。 とにかく 現実を受け止め、何とか いい方向に向かわなければ。

今の私にできますのは、その件に関わる 皆の魂が、この辛さを乗り越えて 成長していきますのを願い、もし 私にできますことがありましたら いつでも力になれますよう スタンバイして待つのみです。 

もともと 綺麗な心の人達ばかりなのですから、きっと いい人生になるはずです。笑顔になれるはずです。そうなるべく 私達 みんなが 出会ったのですから。