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食育研究室

No14:アボカド

アボガド
▲アボガド

アボカドは「森のバター」と呼ばれ、世界一栄養価の高い果物としてギネスブックに記録されているそうです。

中南米原産で、熟した皮がワニ革に似ていることから、かつては日本名を「鰐梨(わになし)」と呼んでいたそうです。古代アステカ時代には、「生命の源」と呼ばれて珍重されており、19世紀末にアメリカに伝わり栽培されるようになりました。

果物の中でも、最もカロリーが高く、脂肪分が20パーセントほどになりますので、ダイエットには敬遠される向きもありますが、その脂肪分は、オメガ9(オレイン酸)やリノール酸、リノレン酸などの良質の脂質で、抗酸化作用が高く、動脈硬化予防に効果的です。また老化予防効果の高いビタミンE、ビタミンA、ビタミンCや、重要なミネラルであるカリウム、マグネシウム、リン、鉄分などを多く含みます。
中でも、カリウムは、体内の余分なナトリウムを排泄する作用があるため、高血圧予防や脳・心臓梗塞予防にも効果があります。
さらに食物繊維が豊富ですので、便秘予防・整腸作用も期待できます。

果物とはいえ、甘味はありませんので、サラダに、バター代わりにトーストに、またその濃厚さからマグロ代わりにお寿司のネタに、中でもアボガド丼は、わが家のお嫁さん作・息子の好物ですし、シンプルにスライスしてワサビ醤油を添えれば即席で和食の一品にもなります。その応用範囲は、バラエティーに富んでいますね。

最近のマイブームは、縦半分に切って種をくり抜いた穴に、ナチュラルチーズを入れて、オープンかオープントースターでチーズがとろける程度に焼くというもの。
胡椒やハーブソルトをふると、味に変化が付きます。
チーズが無ければ、マヨネーズでもいいですし、朝食や、若いかたのおやつにもいいですよ。

アボカドは、女性のお肌にとっても良いことずくめのようですし、ぜひ色々お試しください。

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