食育研究室
No3:豆腐よう
豆腐ようとは、沖縄特有のもので豆腐を米麹、紅麹、泡盛により、発酵熟成させた 発酵食品です。
良質のタンパク食品であるのはもちろんですが、長期醗酵により多くの有効成分が作られ、琉球王朝時代には、高貴な人々の滋養食として重宝されました。
▲豆腐よう
コクのあるチーズのような、またウニのような風味は、泡盛の肴だけでなく、ワインやビールにもよく合います。
ご飯にのせても、美味しいですよ。
わが家では、最近、野菜に付けて食べるのに、はまっています。
キャベツや白菜、セリなどの葉物野菜から、トマトやキュウリ、さらにはサツマイモやジャガイモなど、何でもありあわせのものを、茹でてお皿に盛り、豆腐ようのたれをかけていただきます。
たれと言っても、たいしたものではなく、ただ豆腐ようを2個ほど、ざっとつぶして、付け汁とミネラルウォーターで伸ばしただけのものです。
これからの季節には、温野菜と発酵食品がたっぷり摂れて、風邪予防にもいいかもしれませんね。