2020年如月の日々 ~ 社会の喧騒
今月9日の日曜日には、京都ではこの冬初めての積雪がありました。
朝から裏千家のお稽古へ伺いましたが、兜門も、粉砂糖をふったような美しい情景でした。
お昼前には、赤い南天の実に積もりました雪が、シャーベット状に半透明となり、光を受けてキラキラと輝いていました。
昨年末に、中国武漢で発生しました新型コロナウイルスにより、世界中が、混乱しています。
2020年睦月の日々 〜 真面
令和2年の年明けを迎え、また気がつきますと、はや睦月も下旬となり、日の経つ早さに驚くばかりです。
昨年は、私自身の十干十二支が一巡いたしまして、還暦を迎えましたが、今年は、十二支が一巡し、新しい運気の始まりとなります。
冒頭の絵皿は、『真面(まとも)』と題されましたものです。(九谷焼・北村隆氏作)
『真面』とは、『真っ直ぐ正しく向かい合うこと、ま
2019年師走の日々 ~ この一年の感謝を込めて[E:#x2661]
今年も振り返る間も無く、もう2019年の暮れを迎えることとなりました。
この数年、波乱続きで、毎年のように『ジェットコースターに乗っているよう』と言い続けておりますが、今年もまさしく、暮れの暮れまで心身の休まることはありませんでした・・・
とはいえ、昨年に比べますと、まだほんの少し、道の向こうにほんのり灯りが見えてきましたよう
2019 2019年霜月の日々 ~ 孫たちの七五三と還暦のお茶事
残暑の話題を交わしていますうちに、いつしか日が短くなり、木々も美しく色づいてまいりました。
孫の七五三をお祝いしました
孫娘は数えの7才、男の子は満5才ですので、一緒にお祝いし、下鴨神社へお参りしました。
息子達も、お宮参りや七五三には、下鴨神社へ詣でましたので、当時のことを懐かしく思い出し、
あの走り回っていました小さな男
2019年神無月の日々 〜 初秋に寄せて
ようやく残暑が和らぎましたと一心地つく間も無く、台風災害が相次ぎ、ふと気付きますと、虫の音に、清らかさと切なさを感じる日々となりました。
また、『天皇陛下のご即位の礼』は滞りなく行われ、その時間、それまで降り続いていました雨が上がり、皇居に大きな虹がかかりましたね。
新しい天皇陛下の時代が、どうかこの虹のように、希望を感じられるものでありま