2024年卯月の日々 ~ マクドナル神父の追悼ミサ
マクドナル神父が帰天なさいまして、2年余りが経ちました。
戦後間もなくの頃、ハヤット神父が、『善き牧者の会』(YBU)を立ち上げられ、『心のともしび運動本部』を発足されました。
マクドナル神父は、1960年に来日され、ハヤット神父の手足となって奉仕され、2009年のハヤット神父帰天後は、その活動を引き継がれ、60年以上もの ...
2023年弥生の日々 ~ 神父さまの一周忌
マクドナル神父が帰天なさいまして、今月で1年になります。
早いものですね・・・
河原町教会では、30日の午前10時から、1年祭ミサが執り行われます。
神父さまは、生前、毎日、私たち家族のために祈ってくださり、また最期の入院時にも、
『あの世に行っても、祈り続けますよ』
と言ってくださいました。
『お迎えが来るのを楽
2022年長月の日々 ~ 季節の変わり目と共に
『長月』の呼び名は、夜がしだいに長くなりますことに由来しているとの説があります。
9月に入りましても『残暑が厳しいですね~』と、常套句のように挨拶を交わしておりましたが、気付けば、すっかり朝夕の風は、秋の香りとなり、時に肌寒くもあり、虫の音に聴き入る日々となりました。
早朝、夫を送り出し、福ちゃんのお散歩に出ます時刻も、夏の間は、明るく爽やか ...
2022年水無月の日々 ~ 梅雨の晴れ間
マクドナル神父が帰天され、今月末で3ヶ月を迎えます。
夫は、神父さまに最後に お会いしました時、別れ際に、
『ありがとうございました』
と言いかけて、ふと
『それでは、これで最期という感じがする』
と思い返し、
『また来ますね』
と、ご挨拶しました。
そのことを、今も悔いております。
やは ...
2021年師走の日々 ~ 今年を振り返り
毎年この時期になりますと、同じことを書いておりますが、今年も、師走の声を聞き驚いておりましたら、早もう暮れとなり、月日の流れの速さにため息をついております。
とは言いましても、今年は、あまりにも目まぐるしく人間関係、仕事、環境の変化が激しく生じましたので、1年前の今年始めの頃の出来事は、もう遙か遠い記憶の彼方のようにも感じております。
今年の6
2020年文月の日々 〜 祇園囃子が寂しく聞こえる世界・・・
毎年この月は、街に祇園囃子が流れ、それを合図に、『夏やねぇ〜』という挨拶を交わすようになります。
山鉾が立ちますと、それぞれの鉾町では、お茶席が設えられましたり、お出かけの機会も増え、着物を選ぶのも楽しいものです。
夏の着物や帯は、素材も豊富で、透け感の美しい紗や羅は、特に好きなものです。
ところが、今年は、
2019年師走の日々 ~ この一年の感謝を込めて[E:#x2661]
今年も振り返る間も無く、もう2019年の暮れを迎えることとなりました。
この数年、波乱続きで、毎年のように『ジェットコースターに乗っているよう』と言い続けておりますが、今年もまさしく、暮れの暮れまで心身の休まることはありませんでした・・・
とはいえ、昨年に比べますと、まだほんの少し、道の向こうにほんのり灯りが見えてきましたよう
2019年文月の日々 ~ 目からうろこ?
7月の和風月名は、『文月』です。
語源は、諸説ありますが、中でも、『文被月(ふみひろげづき、ふみひらきづき)』が略されて、『文月』となりましたとの説が、有力です。
これは、書道の上達を願い、短冊に歌や願いごとを書きます七夕の行事に因むとされています。
陽暦の7月は、陰暦では8月にあたり、秋の初めの季節になりますね。現代では、7月 ...2019年皐の日々 ~ 時代
今月より、『令和』の時代が始まりました。
天皇のお人柄は、皇太子時代から、『浮世離れして清らか』と、感じておりました。
もちろん、お会いしましたことはありませんが。
『令和』の名称には、賛否両論ありますが、このように決まりましたのも、スピリチュアル的にも、何か意味のあることなのでしょうね。
中島みゆきさんの『時代』という曲があります。
2019年卯月の日々 ~ 赦しの秘跡
『心のともしび運動本部』のマクドナル神父さまから、
『 赦しの秘跡 』を授かりました。
罪の告白の後に、『悔い改めの祈り』を唱えます。
そして、神父さまから
『あなたの罪を赦します。安心して行きなさい』
とのお言葉をいただきました。
神父さまは、
『私も人間であり、罪人です。誰もが皆、罪人です。けれども、人を赦すことで、自分も、 ...