2019 2019年霜月の日々 ~ 孫たちの七五三と還暦のお茶事
残暑の話題を交わしていますうちに、いつしか日が短くなり、 木々も美しく色づいてまいりました。
孫の七五三をお祝いしました
孫娘は数えの7才、男の子は満5才ですので、一緒にお祝いし、
息子達も、お宮参りや七五三には、下鴨神社へ詣でましたので、 当時のことを懐かしく思い出し、
あの走り回っていました小さな男の子が、今は父親としまして、 子供たちに『お行儀良く』と注意しております姿に、 可笑しくもあり、嬉しくもあり・・・・・・
あの走り回っていました小さな男の子が、今は父親としまして、
孫娘は、お嫁さんの7才のお祝いに着用しはりました四つ身の着物、そして男の子は、 長男が5才の時に着用しました羽織袴姿です。
私は、おばあちゃんの立場をわきまえ、 母から譲られました落ち着いた栗色の無地紋付きを選びましたが、 『難を転じる』吉祥柄の南天の地紋が浮き立つ寿光織りで、 地味になり過ぎず、好きな着物です。
子供のお祝いですので、帯は可愛らしく、 秋草を溢れんばかりに活けた花籠模様を選びました。
そして、還暦を意識しまして、帯揚げは深紅、帯留めは紅珊瑚を合わせました。
子供のお祝いですので、帯は可愛らしく、
そして、還暦を意識しまして、帯揚げは深紅、帯留めは紅珊瑚を合わせました。
健やかに、どうか健やかにと、この子達の成長を願います。
ありがとうございます
(追記)
数奇者の同級生が、『還暦祝いのお茶事』を催され、 寄せていただきました。
和蝋燭のみの灯りのお茶室で、 利休の時代の茶器でお茶をいただき、 同じ安土桃山時代の酒器で杯を交わし、 丹精込められました懐石料理を堪能いたしました。
同級生ですから、当然、私も還暦です。
この世に生まれて十干十二支を一巡し、昔は、その後を『余生』 としましたのかもしれませんが、現代におきましては『 新たなスタート』『蘇り』と、私なりに解釈しております。
http://yumih8.cocolog-nifty.com/1000winds/2019/08/post-5d544e.html
ですので、選びました着物は、何と!
38年前に、夫とのお見合い写真に着用しましたものです。
元々は、母の着物で、当時は、『お見合い写真には地味過ぎる』
さすがに鮮やかな柿色は、少々気恥ずかしく、 もうこれで着納めにしましょうと思いましたが、 墨だけで描かれました、活き活きと楽しげに走る鹿の姿と、 風を感じさせる楓の葉は、いつまでも見飽きません。
そうそう、思い出しましたが、2008年に、 エジンバラ大学JapanDayのイベントで、 この着物で茶道のデモンストレーションを行い、 羽織袴姿の夫とデュエットで篠笛の演奏をしましたね!
今思いましたら、
http://yumih8.cocolog-nifty.com/1000winds/2008/10/edinburgh-unive.htmlhttp://yumih8.cocolog-nifty.com/1000winds/2008/10/edinburgh-unive.html
11年前の私は、ふっくらしていて若いですね・・・(^^;))
母から譲られ、私の人生の節目で活躍してくれました、 この着物は、いつか孫娘が着てくれましたら本望です
(追記2)
今月の『古い建築物探訪』は、母校の同志社大学へ行きました。
このチャペルは、1886年(明治19年)に竣工しましたもので、現在は、重要文化財に指定され、常時の公開はなされていませんようですが、私が中学生の頃には、毎朝、ここで礼拝があり、賛美歌を歌い、先生がたのお話しを聞きました。
特殊な色ガラスを使いましたステンドグラスや古い煉瓦、美しい意匠の手すりなど、当時は、その価値もわからずにいたのですね。
1893年(明治26年)創建の クラーク館も、やはり重要文化財に指定されており、ネオ・ゴシック建築の、特徴的なデザインです。
この他にも、キャンパス内の多くの建物が、1800年代後期に建てられました重要文化財であり、それらのほとんどが、今も学業の場として使われていますことに、あらためて感動を覚えます。
また度々、訪れてみたいと思います。
(追記3)
年を経るごとに、甘えん坊になります福ちゃん。
今も時々、わが家に来ましたばかりの頃を思い出しますが、http://yumih8.cocolog-nifty.com/1000winds/2011/06/a-lucky-dog-cam.htmlhttp://yumih8.cocolog-nifty.com/1000winds/2011/06/a-lucky-dog-cam.html
そのたびに、天の采配に、感謝しています
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