2016年 文月の日々~身体の声は、ウニヒピリの声

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京都では、祇園祭の後祭りも終わり、一夏の達成感とともに、お盆の送り火に静かに意識が向いてゆくような空気の流れを感じます。

子供の頃から、私は、ストレスがすぐに胃に影響する体質でした。
消化器官は「第2の脳」ともいわれ、他の脳機能とは別のメカニズムを持ち、体内で生じるセロトニンの95%は消化器官のためだとの説もあります。
(セロトニンとは、私達の体内で重要な役割を果たしている三大神経伝達物質の一つで、人間の精神面、心身の安定に、大きな影響を与えるものだそうです)。

私の場合、いつしか年齢とともに、胃は丈夫になりましたが(もしくは、ストレスに強くなりましたか・・・・・)、未だに、悲しい出来事に泣いたり、忙しくて身体を酷使してしまいました翌日は、必ず口内炎ができます。

身体疲労による免疫力低下のために口内炎ができるというのは理解できますが、精神的なストレスで、数時間後に必ず口内炎ができるというのは、一体どういうメカニズムなのかなと、いつも不思議に思います。

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SITH-Ho’oponopono では、゛ウニヒピリ゛イコール゛潜在意識のようなもの゛であると同時に、身体を司る役割があるとされています。

そのため、身体、つまりウニヒピリが「疲れたわ」「辛いよ」「もう嫌やわ」と発している声を無視し続けていると、身体を壊してしまうことはもちろん、鬱病や不定愁訴に陥ってしまうのです。

とはいえ、人は誰でも、必ずしも嫌なことから逃げられる環境にあるとは限りませんね。

ですから、とにかく、ウニヒピリと対話し、ウニヒピリが発するシグナルを受け取る感覚を研ぎ澄まし、感謝したりなだめたりお願いしたりするのです。

私の場合、まずは「無視はしてへんよ」と伝えることを心がけています。
例えば、「疲れたわ」とのシグナルには、「疲れたね、あとこれだけで済むし、ごめんね」と伝え、用事が済んだ後には、身体(ウニヒピリ、潜在意識)が喜ぶ、好きなお茶とお菓子をいただいたり、

「辛いわ、もう嫌やわ」とのシグナルには、「ごめんなさい、許してね、この記憶を見せてくれてありがとうね」と、自分の心が落ち着くまで繰り返し伝えつつ、本当にするべきこと、したくないこと、しなくていいことを見極めるべく、自問します。

ささいなシグナルも、できるだけ無視しないように心がけ、気になることは、なるべくすぐに対応します。
例えば「落ちているゴミが気になったら、すぐに拾う」「お手洗いを我慢しない」「泣きたい時は泣く」・・・
理由を考えたり、原因を追及するのではなく、ただウニヒピリの声、身体の声と受け止めて、対応します。

もちろん、まだまだ試行錯誤の繰り返しですから、上手くいかないこともありますが、人生は螺旋階段!
https://xn--1lqy4i90xvwkt27a.com/holy-bell/2016/05/23/post-499/

ですから、うっかり下の階層に行ってしまわないようにだけ気をつけ、今日も、涙を拭いながら、一段一段階段を上ってゆきます。

Peace of I ♪♪♪ 

(追記)

チャーチル会京都展が、大丸にて開催中です。

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今年の出品作品です。題名は「生命の木」

「生命の木」を描きたい・・・とのインスピレーションは、じつは昨年の展覧会直後からおりてきていましたが、なかなか具体的なイメージが湧かず、一年間漠然とした思いを抱き続けたまま、締め切り直前になり描いたものですから、少々不本意な出来映えですが、しかたがありません[E:#x1F4A6]

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こちらは父の出品作品「戸隠」です。

 

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友人のYさんは、今年「京都新聞賞」を受賞しはりました。とても美味しそうな桃ですね(^^)
おめでとうございます♬

他のかたがたの作品の美しい構図や技法に感心しつつ、絵に向かう時にも、ウニヒピリと対話をしながら丁寧に取り組まなければと反省、、、、、以前の記事に自ら書いていましたが、忙しさや様々な問題に取り紛れ、ついつい忘れてしまっていました。
https://xn--1lqy4i90xvwkt27a.com/holy-bell/2015/06/11/post-489/

気づきに感謝♪♪♪

(追記2)

2015

先日、夜中に、福ちゃんの哀しい声で目覚めました。見ると、福ちゃんは、夢を見ているようで、眠ったまま鳴き、足をびくびくさせています。
「大丈夫よ」と声をかけつつ、しばらく撫でてあげていますと、また安らかな寝息に戻りました。

野犬時代や保健所での怖い体験が、夢に出てきたのでしょうか。
福ちゃんも、記憶の中を泳いでいるのですね。
福ちゃんの記憶も、私自身の責任として、クリーニングをします。

ありがとうございます♪♪♪