京の送り火 2010
毎年 8月16日は、京都五山に 送り火が灯されます。
お盆で 現世に来ていはりました ご先祖様の魂が、この炎に見送られ 霊界へ還って行かれます。
東山・如意ヶ獄に 「大」の字が灯されますのをスタートに、「妙・法」「舟形」「左大文字」「鳥居形」と 順に灯され、その火を見つめながら この世を去って行った人達のことを 思い浮かべましたり、語り合ったりします。
3年前までは、私が学生の頃から 実家の家族と 毎年その年にご縁のありましたかたをお招きし、リーガ・ロイヤルホテルの最上階・回転レストランで 大勢で 送り火を鑑賞しましたものですが、
だんだんと ホテルが混むようになってきましたこと、また 家族のライフスタイルも変わってきましたことなどから、一昨年より、家族だけで、ホテル・グランヴィアの 「La Fleur」で 静かに こじんまりと 集うようになりました。
そして、最後の火が消えますと、精霊達にお別れを告げ、もう 夏も終わりやなぁ~と、ちょっと切ない気持ちになります。
これからも 年に一度は、こうして 故人を偲び、家族で 昔話しを懐かしむ時間を持つことができればと、願っています。
ありがとうございます。
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ディスカッション
コメント一覧
送り火が綺麗ですね。
ちなみに京都の人は大文字焼きという言い方が好きでないとお伺いしましたが何故なんでしょうね。
スズケン様
ありがとうございます[E:happy01]
そう言われてみましたら、確かに 私の周囲で、「大文字焼き」と言う人は ありませんね[E:flair]
「大」以外にも文字があるからでしょうか・・・・・[E:chick]
でも 「送り火」と呼ぶほうが、何となく しみじみとその主旨が伝わるような気がしますね[E:shine][E:shine]