信楽の秋
母の親友、小嶋克山先生の 作陶展を見に、信楽の工房へ伺いました。
今年は 残暑が長引きましたものですから、京都は まだ 紅葉が 今ひとつです。
信楽も きっと まだでしょう ・・・ と、道中 話しながら行きましたら、もう すっかり 秋の景色です。
透き通るような青空に 鰯雲、そして 紅葉のコントラストが とても綺麗!
お昼をいただきました料亭の玄関には、柿の枝と 菊の花が たっぷりと飾られ、美しい 秋の設えです。
工房も すっかり 模様替えされていまして、愛知や静岡など 遠方からも、ファンのかたが たくさんみえていました。
母が 一目で気に入りました 抹茶椀です。
珍しい 黄色い色は、二度焼きしてかけられましたもので、高台を見ますと 銘の上に 色がかかっていますのがわかります。 菊の花のようで 綺麗です。
こちらも 母が選びましたもの。
ラピスブルーの中に 金彩が まるで銀河のように浮き出ていまして、宇宙を感じます。
そして、玄関のアプローチに合いそうだからと 我が家のためにプレゼントしてくれました 梟の置物。
ミルク色と ふくよかなフォルムが、とても温かな感じです。
作家の 森村誠一氏が、克山先生を このように 評してはります(抜粋)。
「自分の全てを作品に投入できる作家は少ない。 それは求道一筋の道程にすら、社会生活中の夾雑物が 作者と作品の間に入ってくるからである。 克山氏は 全身全霊 焼物に完全に化体した。」
克山先生の たくさんの作品に触れさせていただき、信楽の 秋の景色と 綺麗な空気を満喫しました一日でした。
ありがとうございます。
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