2019年 如月の日々 ~ 迎春の光

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節分、そして立春を迎えました如月の日々も、もう早半ば近くとなりました。

お正月には、『迎春』『立春』などの言葉がご挨拶に用いられますが、実際の1月は、まだまだ冬まっただ中ですね。

それにつきまして、先日、冷泉貴実子さんのhttp://asuhenokotoba.blogspot.com/2014/01/blog-post_4.html  お話しを、拝聴する機会がありました。

明治5年までは、日本では、旧暦を用いていましたので、お正月は、現代の2月初め、節分や立春の頃でしたそうです。

その頃になりますと、寒さはまだまだですが、光が春めいてまいります。
昔の人は、暑さ寒さの体感よりも、光の変化により、季節を感じはりましたそうです。

ですので、古い和歌などを読み解きます時には、その季節感を理解し、念頭に置いておくことが大切です、とのことでした。

『お正月に床の間に飾ります結び柳は、1月お正月の現代では、まだ枝だけですね。
けれども2月初めでしたら、ポツポツと若緑の小さな新芽が芽吹き、それがとても美しく、春を待ちわびる人たちの喜びになりました』
とのお話しが、たいへん腑に落ちました。

立春を過ぎましても、今朝も小雪の舞う寒さでしたが、光は、確かに春の明るさを含んでまいりました。

光と共に、草木の芽吹きも始まります。

光は希望です。

皆さまにおかれましても、光と共に『新春』がやってまいりますように。

Peace of I[E:#x1F56F]

(追記)

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4歳の孫の男の子は、乗り物が大好きです。

先日、一緒に『鉄道博物館』へ行きましたら、大興奮で、大はしゃぎでした[E:#x2661]

案外、大人も楽しめます。

これは、昭和の駅を再現しましたコーナーで、何となくノスタルジックな切ない気持ちになりました。

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6歳の孫娘は、お祖父ちゃん(夫)にプレゼントしてもらいました『いわさきちひろ』の画集がお気に入りで、自分なりにアレンジしながら、時間を忘れて、模写をしています。

好きなこと、楽しいことを伸ばしてゆけますようにと願います[E:#x2661]

Thanks be to God[E:#x1F56F]

(追記2)

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今月の福ちゃんです。
お顔も足先も、すっかり白髪ですが、猫さん効果で、どんどん若々しく可愛らしくなってゆきます。
いつまでも、元気でいてね[E:#x2661]

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今月のマナちゃん。
この爪とぎベッドが、最近のお気に入りのようです[E:#x2661]

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今月のラー君。
慎重なマナちゃんと違い、冷蔵庫の上にも、食器棚の上にも、どんどん飛び乗り、たまに失敗しても、くじけません[E:#x2661]

癒やされています。ありがとうね[E:#x2764]

(追記3)

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昨日の、裏千家の日曜稽古には、ふっくら暖かな塩沢紬の着物に、椿の染め帯を合わせました。

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次週は、八重椿の帯を合わせます予定です。

『椿単独の意匠を身に付けるのは、12月初めから2月末まで』というのが、私なりのルールですので、これらの出番も、あと半月ほどですね[E:#x1F340]

(追記4)

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母から、カメオブローチをプレゼントしてもらいました。
19世紀のアンティークです。

どのような人のもとを経てきましたのかはわかりませんが、母親とふたりの幼子のモチーフですから、きっと誰かの母である優しい人でしたのでしょう。

ありがとうございます[E:#x1F340]

(追記5)

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1月の夫のお誕生日に、息子夫婦から届きました薔薇の花が、まだ綺麗です

ありがとうございます[E:#x2764]