2014年 日本ペンクラブ京都例会
日本ペンクラブの京都例会が、一昨日土曜日に、旧・有栖川邸(現在は平安女学院・有栖館)にて開催され、主人に同伴し、出席しました。
主人は、1999年に、遠戚であります岩畔豪雄氏の、日米和平交渉について調べ出版しました。
当時はまだ、Googleなどの検索サイトはありませんでしたので、お休みの度に、全国の古書店や図書館を廻って、資料を集めていました。
もう一冊、2001年に、「やさしく読めるしんでんず」という本も、出版しています。
http://books.rakuten.co.jp/rb/1321358/
これは、可愛らしいイラストを使い、わかりやすく解説するスタイルのハウツー本の先駆けでしたと自負しています。
当時は、看護学校などで重宝していただき、その後、こうした手法が普及してゆきました。
ところで、今回の講演は、直木賞作家・中島京子さんの 「女が決断するとき~遠野・清心尼の遺産」というテーマでした。
たまたま先日、彼女の受賞作を原作としました 「小さいおうち」の映画(山田洋次監督)を観まして、原作を読みたくなり、その話題で、友人とおおいに盛り上がっていましたところ、まるでシンクロするかのように、主人から、「今年の講演者は中島京子さんだよ」と聞き、「出席します~!」と即答したのです。
講演後の、有栖館のお庭でのパーティーでは、浅田次郎・日本ペンクラブ会長に続き、京都府・山田知事、京都市・門川市長もご挨拶され、お三方それぞれに、蘊蓄のある考えさせられる内容のお話しでした。
・・・・・・・と言いつつ、友人と私は、ちゃっかりと、中島さんとスリーショット!
彼女は、たいそう気さくでユーモアがあり、気持ちの良い可愛らしいかたで、ますます大好きになりました。
ありがとうございます♪♪♪
(追記)
友人のご主人、桝蔵順彦氏に、「白い鳩(聖霊)の帯」を織っていただきました。
美しい地色は、藍の新芽で染められたものです。(写真は桝蔵ご夫妻)
桝蔵氏は、帯のデザインから素材選び、糸の染め、織りまで、全てお一人でなさいます。
そして、帯について語られましたら、何時間でも語り続けられますほど、強い愛情をもって、一本一本織り上げはるのです。
この作品につきましても、藍の新芽を摘むところから、お話しが始まり、羽根の感じを出すために、花街で使う柘植の櫛で織り味を出す・・・など、熱く熱く語ってくれはりました。
こちらの 音符とヴァイオリンの帯の黄色は、槐(えんじゅ)の木の花を、満月の夜に摘み、それで染められた色なのだそうです。
ブルーは藍の新芽、それに槐を合わせてグリーンの色を出されています。
柄の一部は、竹のフォークで織ることで変化をつけ、角度により、まるで音符やヴァイオリンが動いているように見えます。
使われる色は、全て、植物の命をいただいたものです。
同じ樹でも、芽吹きの季節にとる色と、秋の落葉の季節にとる色では、その持つ「気」が異なり、また月の満ち欠けは、大変重要なのだそうです。
昨年、人間国宝の染織家・志村ふくみ先生に、「藍を満月の夜に染める」とのお話しを伺いましたことを思い出しました。
https://xn--1lqy4i90xvwkt27a.com/holy-bell/2013/11/02/post-461/
やはり、通じるものがあるのでしょう。
ありがとうございます♪♪♪
(追記2)
わけもなく、はしゃぐ福ちゃん(^_^)
https://www.youtube.com/watch?v=fCkUv0PbdIc
福ちゃんには、全身に、たくさんの傷跡があります。
私たちのもとに来る前の福ちゃんが、どのような生活をしていましたのかは知る由もありませんが、天の采配で 私に何かを学ばせるために来てくれました福ちゃんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
福ちゃん、私の人生に現れてくれて、ありがとうね。
私のトラウマとなっています、過去のわんちゃん達のことを、
うんと長生きしてね!
(追記3)
さくらちゃんが亡くなり、ちょうど一年になりました。
15年半もの間、人生を共に過ごしてくれましたので、もちろん、いなくなってしまいました寂しさはありますが、マリーちゃんやエリーちゃんと違い、最後まで きちんと面倒を看ることができた、愛してあげられたという思いで(亡くなった時には立ち会えませんでしたが・・・)、悔いは残っていません。
久々に、さくらちゃんの声が聞きたくなり、YouTubeを再生してみました。
やはり懐かしい・・・
演奏は、私の ひょろひょろの篠笛です。
さくらちゃん、ありがとうね・・・
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