薬師寺長老と滝田洋二郎監督の対談

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先週末、石川県の小松市で 薬師寺の安田暎胤長老と、映画「おくりびと」でアカデミー賞を受賞なさいました 滝田洋二郎監督の対談があり、お招きいただきましたので 主人と母と一緒に行ってきました。

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また、この8月に安田長老から、管長を引き継がれました 山田法胤師と、副館長の大谷徹奘師の講演も 行われました。

薬師寺へお訪ねしましても、このお三方から同時に お話を伺える機会は まずありませんので、大変 ありがたいことです。

対談では、映画のこと、撮影の苦労話しや ご家族のことなどのお話があり、滝田監督の 気さくで温かなお人柄がよく伝わってきました。

また 薬師寺のかたがたは、皆様 お話が とてもお好きなようで、時間制限が無ければ、いつまでも 尽きないような勢いです。

「人々に伝えたい!」という思いや責任感が たいへんお強いようです。

薬師寺を始め、東大寺、法隆寺などの 奈良の 主なお寺は、じつは お墓を持たず お葬式も行われません。 教育機関として 存在しているのだそうです。

ですので、そのお寺の僧侶のかたがたは、他の宗派や宗教のことも 積極的に学び研究をなさっていはるのだそうです。

そして、般若心経を わかりやすく解説してくださり、「これは いわば人生のガイドブックなのです。」と おっしゃっていました。

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翌日は、九谷焼の北村隆さんの工房で 長老と管長が 色紙や茶器に 書を書かれますのに 同席させていただききました。

お坊様は どなたも たいへん達筆です。 これも修行の一環なのでしょうね。

その後は、小松インター近くの 「新保」というお料理屋さんが 皆をご招待くださいました。

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御影石の活けすにいました蟹が・・・・・・

 

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こうなりました・・・・・・。

 

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他にも、鮑や海老や鯛やのど黒・・・・・・

殺生をしてしまいましたが(^_^;)、感謝して 美味しくいただきました。

一泊の旅でしたが、親切な方々との出会いもあり、じつに濃い時間を過ごすことが出来ました。

ありがとうございます。