山鉾巡行  2009

昨日の山鉾巡行は、例年通り 八坂神社の御旅所前の お席で 観覧をしました。

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8時半頃になりますと、このように 信号機の向きが 変えられます。

それから ゆっくりと長刀鉾が移動をはじめ、スタート地点まで到着しますと、綱が張られます。

この綱を お稚児さんが断ち切ることにより、「これから 神域に入りますよ」ということを意味しますそうです。

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綱切りの瞬間です。

お稚児さんが 大役を果たしますと、固唾を飲んで見守っていました 周囲の人々から 拍手が沸き起こります。

 

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鉾が 私たちの前を 通り過ぎます。

今年は 雨の予報でしたので、ビニールをかけています鉾や山が多く 少し残念でしたが、それぞれの調度は 間近で見ますと 一層感動的です。

精巧な柄に織り上げられました綴織や、シルクロードから齎されました ペルシャ絨毯、金箔や漆をふんだんに使いました彫刻。

屋根の裏側にも、格天井のような 美しい絵が描かれました鉾もあります。

幸い 雨は ほんのパラリと降る程度で、むしろ うす曇りで風もあり、今年の参列者の方々は 楽でしたことと思います。

甥の時には、快晴に恵まれましたが、暑くて暑くて 大変でした。

私の父と弟は、甥とともに 鉾に乗り 巡行しましたが、女性は 鉾に乗れませんので、母と義妹は 3時間余りの間 炎天下を 着物姿で歩きました!

今年のお稚児さんは 京都・祇園の甘味処 「鍵善」さんのかたですが、お母様の シャーベットオレンジの着物が とても涼しげで綺麗でした。

ともあれ 今年前半の京都は、インフルエンザの風評被害で大きなダメージを受けましたが、「疫病封じ」の祇園祭が 功を奏しますことを祈ります。

(追記)

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祇園祭には つきものの「鱧寿司」です。

実家では この時期、お世話になった方々に お配りします。

私も お相伴にあずかりました(^u^)。

ありがとうございます。