醍醐寺の夜桜

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京都は ここ数日 とても寒く、わが家のすぐ近くの 賀茂街道沿いの桜並木は、ほんのわずのお花が ぱらりと開きかけましたまま、ほとんどが蕾のままで 固まってしまいました。

それでも市内の南の方へ行きますと、もう満開のところもあるようです。

昨夜は 醍醐寺の夜桜の会へ 出かけました。

醍醐の夜は ふるえるような寒さでしたが、枝垂れ桜は 満開!

樹齢150年ほどといわれています この大枝垂れ桜は、一本の幹から 笠のように枝を広げ、その枝枝の隅々まで 無数のお花が開いています。Jpeg_2
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携帯写真では その迫力がお伝えできず 残念ですが、まさに 息をのむ美しさ!

ただ 「美しい樹が そこにある」というだけではなく、精霊の存在を 確かに感じるほどの波動が伝わってきます。

思わず 何度も 「ありがとぉ~」と 声をかけてしまいました(^_^)

(追記)

美しい桜から 少し離れました場所では、このような光景が ・・・・・・。

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若い修行僧のかたが、来客のために 日本酒をお燗しはりましたり、ビールを運んでいはりましたり ・・・・・・。

何だか 微妙~な気分です(^^;)。

とっても ありがたいのですけれど ・・・・・・・。

(追記2)

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こちらは その前日にありました、母の親友 K夫人の喜寿のお祝いのお席。

「竹茂楼」で ご家族と 親しい友人を招いて 披かれました。

3月のお誕生日ですので、乾杯の朱塗りの杯には 甘く美味しい白酒が注がれました。

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芸姑さんや舞妓さんも 接待に来てはりましたし、ご家族や 友人のみな様の ほとんどが 思い思いの色や意匠の 桜の柄の着物をまとっていはりまして、それを眺めていますだけでも楽しく 目の保養になりました。

主役のK夫人も、着物は 上品なピンクベージュに 金や胡粉で 大王松を描いたものですが、帯は 白地に金の桜紋の刺繍でした。

温かくて 素敵な会でした。

おめでとうございます & ありがとうございます。