ランタンとつる

Photo
Photo_2

先日 永平寺へお詣りしました時に、大田鑑院導師様から絵本をいただきました。

これは 鑑院導師様が、まだ 長崎市の晧台寺住職をなさっていました2005年に、福岡県・星野村に 燃え続けていました 広島原爆の火を 携え アメリカ行脚をされました様子を 絵本として 出版されましたものです。

http://gndfund.org/jp/html/tumbler_stb.html

赤いランタン灯されました その火を、世界初の 原爆実験が行われました ニューメキシコ州 トリニティー・サイトまで運ばれ、世界中から届けられました千羽鶴を燃やし 法要を行われ、最後に 核兵器廃絶の願いを込めて 火を消されましたそうです。

「火は、人類にとって大切な物であるけれども、平和のために使うべきものであり、原爆の火は二度と使ってはいけない。」

と、おっしゃっていました。

主人の両親は 広島の出身で、原爆手帳を 持っています。(お姑さんは、もう亡くなりましたが・・・・・)

私は もちろん、核兵器には反対ですが、原発にも反対です。

子供達の未来のためにも、何かありました時に 人間の手に負えないものは 扱ってはいけないと思うからです。

日本には 優秀な人材や 優れた技術があるはずなのですから、本気に取り組みましたら、ドイツのように 自然エネルギーへの変換も 上手くできるはずなのだと思います。

少なくとも、原発の運営や 廃棄物処理のために使われています 莫大な費用を、全戸に 太陽光発電システムを設置しますることや、小川に小規模水力発電を設けることなどに 振り替えましたら どれほど良いかと思います。

日本は 唯一の被爆国であり、京都議定書調印国でもあるのですから、政治家や 官僚のかたがたにも プライドにかけまして 対策を講じていただければと 願っています。