軟酥(なんそ)の法

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先日、ヨガを学んでいます長男 (http://alquimista1226.blog92.fc2.com/blog-date-200703.html)が 電話で

「お母さん、゛白隠禅師゛て知ってる? ゛軟酥(なんそ)の法゛を書いた人。」と 話してくれました。

そのすぐ後、インターネットの レイキのコミュニティーで やはり ゛軟酥の法゛について書いてはります人があり、

「これは シンクロしてるわ。自分でも試してみなさいという事かな?それとも、ブログに書きなさいという事かな?」 ・・・・・ と。

ですので 両方 実行してみました(^_^)。

白隠禅師は、五代将軍綱吉の時代に 静岡県の原で生まれ、子供の頃から修行を積み、当時 衰退していました 臨済宗を復活させまして 「臨済宗・中興の祖」と 呼ばれます高僧です。

生涯を 世のため人のために捧げ、「駿河には 過ぎたるものが二つあり。富士のお山と 原の白隠。」とまで 歌われています。

その禅師が 自らの闘病により 内観法を研究し、70才を過ぎて執筆しはりましたのが、当時のベストセラー健康書 「夜船閑話(やせんかんわ)」で この中に゛軟酥(なんそ)の法゛も 記載されています。

゛軟酥の法゛の゛酥゛とは 山羊などのお乳でできましたクリームのことです。

この゛酥゛の 鴨の卵大の塊を 自分の頭の上にイメージします。

このクリームは やがて体温で溶け 流れ出します。

そして 頭頂部から 頭の中に流れ込み、脳にしみわたり、次第に広がりまして やがては 五臓六腑の隅々まで 広がります。

と同時に、体内の様々な 汚れや 病気のもとや マイナスの感情、つまり ネガティブエネルギーを 包み込み 溶かし 一緒に流してゆきます。

ネガティブエネルギーを溶かし込みました゛酥゛は、体外へしたたり落ち どんどん抜けていきます。

体内の浄化が済みましたら、次に ゛酥゛が 湯船のお湯のように 体の周囲にたまっていき やがて すっぽりと 頭の上までおおってしまいます様子を思い描きます。

そのまましばらく そのクリーミィーな感触と 良い香りを楽しみ、そのイメージは おそらく 脳内の エンドルフィンやセロトニンなどの いわゆる 幸福ホルモンの分泌を促し、免疫力を高めます。

300年も前に 最近流行の ゛イメージ健康法゛を 人々に伝えてはりましたなんて、白隠禅師はきっと 高い使命感を持って 当時の日本に生まれてきはりました スピリチュアリストでしたのでしょうね。

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ところで 私は レイキとカラーヒーリングを学んでいますので、この ゛酥゛を ゛天の光エネルギー゛に置き換え 自分流にアレンジしまして 実行しています。

頭頂部に 天の光エネルギーをイメージします。

光の色は その時に 自分の魂や体が 必要としていますものを。

たとえば カラーヒーリングでは、ブルーの光は 関節炎のような痛みをやわらげ、グリーンは 口内炎などの粘膜のダメージの回復を助ける、また 黄色い光を段階的に浴びていくことで 血圧や心拍数が安定し 活力と忍耐力が増す ・・・ などとされています。

ですので その時の自分の感性に従いまして 必要な色を イメージします。

そして ネガティブエネルギーを抜きましたら 次に その色の光で 全身を包み、カラーブリージング法を行います。 この時 好みの香りもイメージします。

時には 家族や友人への ゛遠隔ヒーリング゛にもチャレンジしていますが 効果のほどは まだ 修行不足で ・・・ (^_^;)。

毎日 お風呂で この ゛軟酥の法゛ ならぬ ゛光の法゛ を 実践しています。

お風呂は 体を清浄にしますだけではなく、スピリチュアリズムでは 毛穴を開いて エクトプラズマを修復し オーラを浄化するとされていますので、相乗効果がありますように思います。

それ以外にも ネガティブエネルギーがたまってきましたように感じましたら いつでもどこでも 時間をかけず ショートヴァージョンで行います。

人間 生きていましたら、時には 悲しいことや 思い通りにいかないこともありますし、誰でも 落ち込む時には 落ち込みます。

けれどもそれは 魂のためのエクササイズのようなもので 恐れる必要はありませんが、ただ そこで ネガティブエネルギーに 魂が支配されてしまいましたら 成長はありません。

皆さんも ご自分なりの ゛軟酥の法゛ を見つけ、良い人生を お過ごしくださいね(^_^)。