炭屋旅館のお初釜 2008

炭屋旅館の女将さんは 国際ソロプチミスト京都の同期入会ですので、同じく同期のYさんとともに 初釜にご招待いただきました。

先日の 今日庵の初釜は 大人数で 晴れやかなお席でして、また内容も 盛り沢山。 少々あわただしいのも 楽しみのうちで、厳粛さとともに 新しい年の始まりへの ポジティブな活気が感じられます。

一方、炭屋さんの初釜は 少人数で とてもアットホーム。穏やかに 和やかに 昔ながらの雰囲気です。

先代・先々代のご亭主は 常々 友人知人に限らず、たまたま立ち寄られましたり 宿泊にみえました方々を 気軽に お茶室に招き入れられ 一服すすめてはりましたそうです。

私は 茶道は ヒーリングのひとつだと思っていますので、たとえば あまりに 格式や しきたりや 上下関係にとらわれすぎ、それがストレスになりますようでは 本末転倒です。

基本的なTPOの知識は必要ですが、それぞれが ご自分なりに 心地良く 楽しまれますことが 何よりだと思います。

そういう意味でも 炭屋さんの ご亭主方は、本当に ご自分が 茶道により セルフヒーリングをされ、そして 周囲の方々への ヒーラーにもなってはったのでしょうね(^_^)。

(追記)

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「service」という英単語は 「奉仕」「給仕」という意味で、ギリシャ語では 「奴隷」あるいは「召使い」という意味合いの単語 「servus」の派生語でありますことは よく知られています。

けれどもそれは本来 単に 主人に仕えるというのではなく、「神が見守る下 神の代理人として 相手に奉仕する」という 意味がありますそうです。

ですので 受け手の側も、同じく神に仕える身としまして その奉仕に対し  謙虚に感謝するべきことが 求められます。

先日たまたま 本を整理していました時、20年程前に書かれました 田中康夫氏の著書、「HIGHLIFE  HIGHSTYLE」が目にとまり パラパラとページをめくってみましたら このような内容が書いてありました。

とても納得できました。