父の喜寿・お祝い茶会♪

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昨日の日曜日、父の喜寿を お祝いします お茶会を開きました。

もともと 男性では最年長の父を中心に、従弟姉妹達は 年をとりましても 仲が良く、「近々 いとこ会を開きたいね。」と 話してはりましたが、丁度 父が 数え年で77歳ですので、それならば 喜寿のお祝いにしましょう ・・・ ということになりました。

3年前、裏千家の 鵬雲斉大宗匠に 「閑清庵」 と命名していただきました 父のお茶室に、父のいとこ達と 姉弟家族、息子と娘夫婦(私達)が 集まりました。

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こちらは お茶席披きの時に、いただきました 大宗匠直筆の書の掛け軸です。

広く お祝い事や お正月にも使えますようにと 「蓬莱 不老仙」 と書いてくださいました。

今回の 喜寿のお祝いにも ぴったりの書ですので、床の間に掛けさせていただきました。

まだまだ 年の事を言われたくありません父は、はじめ 「喜寿、喜寿 言わんといて!」と 抵抗をしていましたが(^^;)、東京や 故郷の愛媛からも 参加してくれはりました いとこ達と、昔話に花が咲き、別れ際には 皆 名残惜しそうでした。 いいものですね。

父と母には 床の間の前に座ってもらいまして、亭主は 私、半東は 義妹二人が勤めてくれました。

亭主 ・・・ と言いましても、私は ひたすら 黙々と お茶を点てますのみ。

お話し上手な 半東さんのおかげで 助かりました。どうも ありがとう♪。

後で、「20人分も点てて、手首が痛くならなかった?」 とか 「足が痛くない?」と 皆さんに心配していただきましたが、私は 全くの運動オンチで 何のスポーツや訓練もしていませんわりには、丈夫なのです。

大寄せ茶会の お運びを お手伝いします時も、皆 翌日や3日後に 足が痛くなる ・・・ と 言わはりますが、私は ほとんどなりません。

生来 丈夫なのに加え、今は レイキ・ヒーリングという 強い味方がありますので(^o^)/。

お話しがそれましたが ・・・ 。

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床の間のお花は お祝いの気持ちをこめまして、紅白の椿(白玉椿と曙)。

花入れは、やはり お茶席披きの時に 大宗匠が、父のために 「爽友」と 銘を付けてくださいましたものです。

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また 今回は、身内だけの 気軽なお茶会ですので、少し 遊びを加えまして、母の フクロウコレクションから ヘレンドの小物入れを 香合として使いました。

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お待合いの部屋には、私の描きました フクロウの親子の絵を掛けました。

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主菓子は、末富さんのご主人が このお席のために考えてくださいました 「祝友」。

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そして 皆さんの おみやげのお菓子も、やはり 末富さんの 美しい 季節の羊羹です。

お茶会を開きましょう ・・・ というお話しになりました時、お茶を点てますのは 私になりますのがわかっていましたので、内心 「う~ん・・・大変やわぁ~。」とは 思いましたが、背中を押していただいて 良かったです。

父や いとこの方達の 楽しそうな様子に、本当に温かい気持ちと 充実感で 一杯になりました。

ありがとうございます。

(追記)

冒頭の写真は、当日 私が締めました 帯の柄です。

いつもは、ボタニカルアートのような 写実的な お花の柄が好きなのですが、これは 朝陽と松の木をバックにしました ユーモラスな鶴の家族が、「わ~い、めでたいめでたい~」と 声を上げていますようで、思わず 微笑んでしまいます(^_^)。