永平寺、107才の 宮崎貫首様

実家の宗派・曹洞宗の総本山 永平寺へは、毎年 1~2度は お詣りに行きます。

今回、お彼岸には 少し早いのですが、皆のスケジュールの都合で、昨日 早朝から 日帰りで、お詣りに行ってきました。

9月半ばを過ぎましても、京都では 気温30数度にもなります 厳しい残暑続きの毎日ですが、永平寺の風は 涼しく 爽やかでした。

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参道です。

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精霊が宿っていそうな 大きな老木の中に佇む お寺の棟です。

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四天王の像は 今 修理中で、この一体だけが 戻っていました。

あまりに鮮やかな彩色に びっくり!

これまでは、木地のお姿しか 見たことがありませんでしたので・・・。

けれども、これが 建立当時の もとの お姿なのだそうです。

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こちらは 日本最古のエレベーター。

扉は 手動で、これに載りまして 「不老閣」へ上がり、永平寺貫首・宮崎禅師様に ご面会いただきます。

今年 107才の 宮崎禅師様に お目にかかりますのは、私は 2度目ですが、以前より むしろ お元気な ご様子でした。

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母とのツーショット。

私は 畏れ多くて 握手などできませんでした(^_^;)。

母は、もう 10年程前から 毎年 宮崎禅師様に お会いしまして、以前 いただきました お数珠を いつも 大切に バッグに入れています。

開祖・道元禅師が、800年近く前に、中国で修行をなさいました お寺(杭州の天童寺か浄慈寺・・・のどちらかだそうです(^_^;))に、宮崎禅師様が 訪問されました時、そのお寺に 古くから伝わります お数珠を 譲り受けられ、何故か 母が それを拝受しました。

瑪瑙の トロけるような光沢は、長年 磨き込まれましたことによるものでしょうか。

帰り際に、宮崎禅師様が 合掌をなさって、「お大事に」と お声をかけてくださいました。

「お大事に」は、病気のお見舞いの時だけに使います言葉かと思っていましたが、こういう使い方も いいもんやなぁ~ と。

どなたの人生も、「お大事になさってくださいね。」との意味を こめられているのでしょうか。 ・・・ 温かい気持ちになりました。