家庭菜園レシピ・シリーズ

この夏は 気温が40℃を超えます所もあり、京都でも体温を上回る程の暑さが続いていましたが、お盆を過ぎましてから 微妙に和らぎましたような気がします。

我が家の家庭菜園は、あまりの暑さのためか かえって 虫や病気の被害も少なく、お水だけ たっぷりあげていましたら、スクスクと育ってくれました。

今回は、ウリとゴーヤです。

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ウリは、以前書きました キュウリ同様 かなり丈夫で、うっかりしますと すぐに巨大化してしまいます。

暑い日は、やはり さっぱりと お酢の物にします。Photo_2

ウリは 縦半分に切り、スプーンで ざっと種をかきだします。

口当たりの悪い種だけを取り除きますが、ヌルっとしたワタは 栄養がありますので 残します。皮も 栄養のうちですので むきません。

これを、5㎜厚さに切ります。私は 歯ごたえがある方が好きですので この厚さにしますが、薄い方がお好きな方は 薄切りの歯触りも 良いかと思います。

それに 後で洗い流さなくていい程度の お塩をふり、まぜながら もみます。

定番は、蟹缶と おろし生姜を加え、甘酢で和えましたもの。甘酢は、我が家では お砂糖ではなく、蜂蜜を使います。

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 こちらは、ちょっと手抜きバージョン。(と言いましても、蟹缶の方もアッという間にできますが)

塩もみしましたウリを、ラッキョウの薄切りと 付け汁で和えますだけです。

付け汁に タカノツメが入っていましたら 一緒に入れますと、色も綺麗で 味のアクセントにもなります。

甘酢を作る手間が省けますし、ラッキョウに含まれます有効成分は 疲労回復や夏バテ予防にも 効果があります。 さらに 薬膳風にしますなら、クコの実を加えます。乾燥したままでいいですので 手間はかかりません。滋養強壮に 良いそうですよ。

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ゴーヤも、暑さに強く よく繁ってくれます。

ウリと同様に、縦半分に切り 種をざっと取ります。ワタは 栄養と考え なるべく残します。

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そして 塩もみはせずに、そのまま炒め物に使います。

副菜を さっぱり味の お酢の物にしましたら、主菜は こっくり甘辛味が良いかもしれません。

挽肉や 薄切り肉など、好みのお肉に、その時々で お豆腐や卵、お麩などを合わせ、豆板醤や ラー油を効かせました 甘辛味に仕上げます。

自然の恵みは なるべくシンプルに 無駄無く戴き、今年も 夏バテ知らずに過ごせました(^^)。ありがとうございます。