京都・五山の送り火
毎年 8月16日、京都では 五山の送り火が 焚かれます。
お盆の間、現世にもどっていらっしゃいました ご先祖様の魂を、また あの世に お見送りしますためのものです。
もう30年ほど前から たいてい この日は、リーガ・ロイヤルホテル最上階の 回転レストランで過ごします。
子供達が小さい頃には まだ存命でした お姑さん達も一緒で にぎやかでした。
一昨年は、会社の立ち上げに 大変お世話になりました 弘報舘の O会長と ご一緒しましたが、お亡くなりになってしまいました。
昨年は、主人の家庭教師つながり?の 京大・情報学部助手の 太郎さん (リンク集に、太郎さんの楽しいブログがあります)が いらっしゃいました。息子達と 年齢が近いですので、お話しも 弾んでいました。
今年は、主人の友人 Fご夫妻と、息子の友人Y君を お招きしました。
Y君は、次男の中学のクラスメートであり、長男の高校の 弓道部の後輩でもあります。
F氏は ブラジルやフィリピンの大使を歴任され、外務省退職後の 現在は、関西外国語大学の教授を なさっています。
海外生活の長いかたですので、お洒落が 板についてはります。 白麻のスーツに パナマ帽が とても お似合いでした。
ご本人は、教職に就いて 本当に良かった、外務省は あまり 向いていなかったと おっしゃっていましたが、ご夫妻の 国際感覚に満ちた お話しは、3人の まだ学生の男の子達にとりまして、ずいぶん いい刺激になりましたようです。
そして 忘れてなりませんのが、息子の小学校の同級生 U君の ご一家。
息子達は もうそれぞれ 進路も違い、交流は ありませんが、毎年 8月16日に 必ず 同じ位置のテーブルにいらっしゃいますので、年一回の ご挨拶を交わし、息子達の成長と 自分達の アンチエイジングを(^_^;) 確認し合います。
2時間程の お食事タイムの後、店内の灯りがおとされ、五山に 火が灯り始めます。
そして、ご先祖様や 亡くなりました家族、友人、知人達のことを 想います。 と同時に、自分の歩んで来ました道を 振り返ります。
年に一度、こうした機会を持てますのは 本当に幸せなことと、感謝しています。
(追記)
写真は、メインディッシュとデザートです。
お肉には 焼き印で、デザートには 金粉で、それぞれ 大文字焼きの 「大」の字が書かれています。 シェフの 遊び心ですね(^^)。


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