GENKI  SUDO

Genki
先日、長男お薦めの 元・格闘家、須藤元気氏の著書、「幸福論」「風の谷のあの人と結婚する方法」 について 書きましたが、今度は 引退記念DVD 「GENKI  SUDO」 を 観てごらん、と 渡してくれました。

インタビュー部分のみを とびとびに観ましたが、今回も すっかり 感心してしまいました。

元気氏は 自分が 格闘技を始めました頃を振り返り、「どっぷり、エゴの世界、三次元の世界に 浸かっていた。」と 言ってはります。

そして その世界を 充分に経験し尽くしたからこそ、四次元の世界、精神世界に 興味を持ち始めたのだと。

「右を知ることで 左を知り、中道に生きることを知った。」といいますのは、とても良い言葉で 心に残りました。

また、「四次元」というキーワードは 先日 お会いしました 吉田ソースの吉田社長も、「今 興味を持って、研究している。」と おっしゃっていましたし、シンクロしていますね。

元気氏のテーマは、「WE  ARE  ALL ONE」。

この気持ちを持てれば、この世の争いや問題の多くは 解決するはずだ、といいますのが 元気氏の信念です。

他者を 他者と思うから 争いが生じるのであり、目の前の人が 自分自身だと思えば、自分には 優しくしたり チャンスを与えたり 助けたりするものでしょう、と。

私は この年になりましても、まだまだ そこまで悟れません ・・・。

ただ、元気氏は 「自分が こういう話をしても、マッスルなオカルト野郎としか思われない事もあるので、人に説明するのが 難しい。」とも 言ってはりました。

それでも 試行錯誤しながら、人に ものを伝えようとしてはります姿勢には 頭が下がり、息子に 「まるで 陽気なキリストか、三枚目の仏陀みたいな人やねぇ。」と 言ってしまいました(^o^)。

引退後の今は、「WE  ARE  ALL ONE」の 考えの一環としまして、環境問題に 取り組んではりますとのこと。

若い人達への影響力のある人ですので、元気氏のような人が こうした活動をしてくださる事は、啓蒙への 大きな力になると思いますし、日本の未来は まだまだ 希望が持てると、嬉しく思っています。

(追記)

先日、中越沖地震による 柏崎刈羽原発の 放射能漏れが 発覚し、そもそも 地震国の日本に 原発など作ってよいものかとの 問題定義がなされました。

それに反発する人達は、現代社会の経済活動は 原発無しでは成り立たないと 主張しはりますが、本当に そうでしょうか。

また、「安全でクリーンなエネルギー」とのキャッチフレーズですが、そもそも 事が起こりましたら 人間の手には負えないという、または 廃棄物の処理に 危険が伴うという時点で、安全でも クリーンでもありません。

そして、「京都議定書」の基準を達成できません時には、ロシアなどに 莫大なお金を支払い、CO2排出量を 買う、というのは 本末転倒でしかありません。

それらにかかりますお金や 原発の運営費、廃棄物処理の費用などは、累積で 天文学的な額になりますし、それだけのお金がありましたら、日本中の全ての建物に 太陽光発電パネルを設置しますのは ごく簡単なことのように思います。

弟の家は、数年前に 太陽光発電に切り替えまして、日常生活に必要な電力は ある程度 まかなえていますそうです。

その頃は、設置にあたりまして 費用の半額の補助金が出ましたが、今は 民間の家には出ないそうです。

何故でしょう? 時代に逆行しているように 思えます。

繰り返しになりますが、原発関連にかかります費用を 全て 太陽光発電設置の補助金に回しましたら、簡単に、原発に頼らず、地球環境を損なわず、各自が自力で エネルギーを得ることができるようになりますし、それが何よりだと 私は 思うのですが ・・・。

我が家も、この秋には 太陽光発電パネルを 設置します予定です。