お墓の事情
今は お墓の土地が不足し、「お墓のマンション」なるものが 売り出されまして、結構 需要がありますそうです。
それ以前に、子供の数が少ないですので 一人っ子同士の結婚も多く、姓を継ぐ人の無くなりましたお墓を 誰が面倒をみるのかということも よく問題になります。
母も 一人娘で、実家の姓を継ぐ従弟にも 子供が無く、その従弟も 昨年 亡くなりましたので、松尾家の姓の人は 99才の 母の伯母だけになりまして(母は嫁いでいますので)、いよいよ 松尾家のお墓を 今後 どうするかという問題に 直面しました。
私自身は スピリチュアリストですので、お墓には 執着しません。けれども ご先祖様の中に 昔ながらの考えで お墓に拘るかたがいはりましたり、親戚の手前などもありますと、そうそう ないがしろにするわけにはいきません。
そこで、本家・分家と 別々のお寺にありました 松尾家のお墓を 本来の菩提寺に移設することに決め、その手続きのために 母と 愛媛の松山まで行ってきました。
そして、千秋寺のお墓を 浄福寺へ この9月に移設しますことが 決まりました。
これに関しまして、面白いことがあります。
まだ、今年にお墓を移設することになりますとは 夢にも思っていませんでした 2ヶ月程前、母は 実家の夢を とてもリアルに見ましたので、「もしかすると 唯一人の 松尾姓の伯母に 何かあるのではないか。」と 心配になりましたそうです。
そのすぐ後、郵便局から 10年間触っていません預金通帳を どうしますかとの連絡があり、そのままでは没収されてしまうのかと あわてて解約しましたところ、一番 利息の良い時期でしたので 200万円が 350万円になっていましたそうです。
このお金は、10年前に 母の実家を整理しました時の一部ですが、「利息は期待してなかったけど、意外にあって、驚いたわ。」と 喜んでいました。
この時点で、ふたつの事柄は 結びつきませんでした。
そして、ほんの一週間程前、急に お墓の移設案が具体化し、このたびの松山訪問では 順調に手続きを済ませてきました。
墓石は 今のものを使いますが、お寺に新たに購入します土地代、石屋さんに 支払います基礎工事・移設費用、すべて合わせまして ほぼ350万円!
笑ってしまいました(^o^)。
偶然と捉えましたら それまでですが、私には そうは思えません。
「ご先祖様が、ちゃんと うまいこと お手配してくれてはったんやねぇ・・・。」と、納得し、何だか 清々しい気持ちで 京都へ帰って来ました。
ありがとうございます。
(追記)
先週・金曜日、産経新聞の朝刊、経済面で、(株)アイ・メディアエージェントの エム・ジェイ・ファインダーを 取り上げていただきました。ありがとうございます。
http://www.i-media-agent.com/pub/pub070606.php
ディスカッション
コメント一覧
死者の遺骸や遺骨を葬るためのおくつきやそれを守ってくれる墓の番人は必要になりますものね。河の向う岸に渡ったご先祖さまたちの御霊は春の彼岸や秋の彼岸などにお参りにきてくれたらうれしいものなのかもしれませんね。しかして、魂はお墓には眠っておらず、朝は鳥になってあなたを目覚めさせ、夜は星になってあなたを見守り、秋には光になって畑にふりそそぎ、冬はダイヤのようにきらめく雪になるのかもしれませんね。千の風になって。
ありがとうございます。
スピリチュアリズムの考えでは、
魂は、お墓にはいませんものですよね。
けれども、慣習的に お墓にお詣りするものとされていますし、私自身もきっと、死後、子供や孫達が お墓参りしてくれたら とても嬉しいと思います(^_^)。
ふだんは、風になって とびまわっているかもしれませんが・・・(^o^)。