大和し麗し ~ 悠久の原風景
井ノ上 博之氏の写真集、「大和し麗し~悠久の原風景」の 表紙です。
どのページを繰りましても、しっとりとした空気感が伝わってくるようです。光と影、水と霧の中で、゛今そこにある風景゛だけではなく、その向こうにあります 悠久の時の流れ、歴史への深い愛情を持って ファインダーを覗いていらっしゃる その想いが、素人の私にも 伝わってきますような 美しい写真ばかりです。
そして、その中でも この表紙の写真が 一番 私の心を捉えています。
以前出版しました エッセイ画集に、「私が 親子の絵を好んで描きますのは・・・」という文章を載せました。その文章を書きましたのは もう十数年前のことですが、今思いましたら 少し 親に申し訳なかったかも ・・・ と ・・・。
けれども、゛親子の絵を描くこと゛には 今も 拘っています。 ですので、井ノ上氏の この 鹿の親子の写真を見ました時には まさに 私のツボにはまり、胸が熱くなりました。
そして、是非 実物を拝見したいと思っていましたところ、今回 出版記念写真展を開催なさると聞き、友人Hさんとともに(Hさんのお父様は、井ノ上氏の元・上司とのこと) 伺ってきました。 京都市中京区木屋町三条上ルの ギャラリー中井で 開催されています。
鹿の写真はもちろん、和紙にプリントされました 水墨画のような 不思議な雰囲気の作品もあり、楽しめましたよ(^_^)♪
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