♪ありがとうございます♪

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私の 篠笛の師匠・A先生の お稽古は、京刺繍作家・長艸先生のサロン「貴了館」で 行われます。

ですので、お稽古に行きますと、京刺繍のお弟子さんや お稽古の方達が、何人も 作業をしてはります。 そして、いつも テーブルには 香りの良い紅茶や煎茶、お菓子などが用意してあり、しばしば 何となく 誰かれとなく集まりまして、ティータイムが始まります、とても居心地の良い空間です。

それでも、私は これ迄はたいてい 長居をします事無く、お稽古が済みましたらすぐに 帰っていました。 時間がもったいないという思いと、もともと お喋りが苦手ということもありましたし・・・。

ところが昨日は、ある話題から そこに居合わせました 長艸文恵先生、長女のKさん、A先生とHさん、私の5人で 4時間近くも話し込んでしまいました。(そのため、会社に顔を出せませんでした。ごめんなさい(^_^;))

文恵先生と、こんなにもゆっくり お話ししましたのは初めてでしたが、これ迄 表面しか見ていませんでした先生の、豊富な経験や人生観を聞きますにつれ、「もっと聞きたい」「もっと話していたい」という思いになりまして、時の経つのも忘れてしまいました。

10歳程しか 年齢は変わらないと思うのですが、母親のオーラに包まれていますような安堵感、そして 心強さを感じ、まるでカウンセリングを受けていますような心地よさ・・・。

また、先生が スピリチュアリストでいらっしゃることも 初めて知り、それに関します 様々なお話しも 聞きますことができました。

たとえば、「神仏は はるか彼方にある光。そこへ行く道は無数にあるけれど、四苦八苦して進むのが人生。」とのお話し。

「四苦八苦」とは、「生老病死」の「四苦」に 「愛別離苦(あいべつりく・愛する人と別れる苦しみ)」、「怨憎会苦(おんぞうえく・怨み憎む人と出会う苦しみ)、「求不得苦(ぐふとくぐ・求めるものが得られない苦しみ)、「五陰盛苦(ごおんじょうく・存在を構成する物質的精神的五つの要素に執着する苦しみ) を 加えましたもので、それを乗り越えながら 魂レベルを上げていかなければならない・・・と。けれど、悲壮になる必要も無い。それも全て 自分の人生なのだから。

魂レベルの違う人に対しては、それに応じた対応をしなさい・・・と。

そして、仕事でミスをした場合など こちらに非がある場合は、ひたすら心から 誠心誠意謝る。それは、「卑屈」ではなく 「解脱」なのだとも。

あまりに一度に 多くのお話しを聞きましたので、うまく整理することができない程ですが・・・。

また、人生において 「偶然」は無く、全て 「必然」であるという事を考えますと、いつも多忙で 東奔西走してはります 文恵先生が、昨日は 特別に予定が無く ゆっくりしてはりました事、そして ふだんは 用事が済みましたらすぐに帰ります私が、何故か ふと、そこに座って お話しを聞きたいと思いました事、いずれもが 何か意味のある ゛必然゛だったのでしょう。  

私がもっと 学ばなければならない、というサインを 天から与えられたのでしょう。 この「必然」に、感謝の気持ちで 一杯です。

♪ありがとうございます♪