北方謙三の 歴史小説

週末は、主人と 東京へ。 次男は、オーストラリアへひとり旅に出ていますので、長男と3人での 食事になりました。

息子達は、たいそうな読書家ですが、性格や生き方が違うように、読書の方法も 全く違っています。

長男は、毎日 日本の小説、英語の小説、自己啓発本、経済関係、北欧家具などの趣味の本を、同時進行で 5~6冊ずつ きっちりペースを決めて 読んでいます。 次男は、その時々で 目についたもの、興味のあるものを どんどん流し読みしていくタイプ。 その違いを、面白いなぁ ・・・と 思いつつ 見ています。

そして、長男は 自分が感銘を受けました本や 主人や私に役立ちそうな本を、よく 薦めてくれるのですが、なかなかペースが追いつかず、ついついそのまま ゛積ん読゛状態 ・・・ ですので、以前 「電話越しの読書会」の項で 書きましたように、エッセンスを聞かせてもらうことが多いのです。

最近 長男は、北方謙三の 歴史小説に 凝っているようで、その独特なタッチに 血湧き肉躍る思いで 面白くてたまらないのだそうです。

また、メジャーな人物ばかりでなく マイナーな人物にもスポットを当てて描き、心理描写が じつに細かく丁寧で、さらに 情景の描写も美しく、北方氏特有の ハードボイルドタッチの美学が貫かれているため、読んでいると 右脳が ものすごく活性化しているのが わかるのだそうです。

そ・・・そろそろ 私も、きちんと 自分で読みまして、右脳を 活性化させなければいけません・・・(^_^;)。