グリーンウォール~おかめづた推奨委員会(^o^)/

TS320017 行きたい行きたいと思いつつ、一度も行けないまま 愛知万博が 幕を閉じてしまいました。

この会場では、環境問題を 大きなテーマとしていましたため 実験的に 様々な、環境に対する配慮が なされていましたそうです。

丁度 私が観ましたテレビ番組では、「グリーンウォール」が とりあげられていました。建物の壁に 苗床や給水設備を整えて、植物を植えるという 試みで、都会の緑化に 大きく貢献できるのではないか と、ただ 植物の維持・管理にかかる コストが問題である、との内容でした。

そこで 思い出しましたのは、六角堂に併設されました 池坊学園の 高い塀のことです。およそ 5メートル程ありそうな その塀に 波打つように 青々とした おかめづたが 生い茂り、まさに 「グリーンウォール」となっているのです。冬でも たっぷりの緑は 褪せることも 枯れることも無く、いつも 前を通ります度に 「きれいやなぁ・・・」と 思い、眺めます。

おかめづたは、大変 丈夫で 繁殖力が 旺盛ですし、このように 建物の壁面や 塀にも どんどん枝葉を伸ばして 成長し、また 多少 乾燥しましても、逆に 長雨にあいましても 大丈夫。そして、木蔦などのように、壁そのものに 根を張るわけではありませんので、建物のダメージも 少ないと 思います。

ですので、公共の場(街路樹の足下やグリーンベルトなど)に 植えましたら、手もかからず 経費節減にもなるのではないかと 常々思っているのです。

実際、新神戸駅前の 道路の中央分離帯は、少し高さをつけた グリーンベルトから おかめづたが 溢れるように 茂っていまして、むしろ お手入れの必要な 木や お花より 緑たっぷりの 豊かな気分に なれるような気がします。

そして 「グリーンウォール」も、高価な設備を作らずとも、おかめづたを 一株植え、あとは おかめづたが 這いのぼっていけますよう、糸を張るなり トレリスを付けるなりするだけで、立派なものが できると思うのです。

じつは、自宅の お向かいのお宅も ガレージ奥の 高さ2メートル程の塀が、「おかめづたのグリーンウォール」になっています。排気ガスが 毎日かかる場所ですが、いつも 青々と 元気に育っています。

我が家のお庭も、今まで そっけない 吹きつけの塀でしたが、木製の トレリスを 取り付けていただき、4ヶ月程前に 友人宅の お庭から 株分けしていただきました おかめづたを 植えました。

まだまだ 「ウォール」にはなりませんが、毎日 新しい 若い色の葉を 次々伸ばしてくれまして、「今日は 何枚 増えているかなー(^_^)」と 眺めるのが 楽しみです。

そして、街路樹や グリーンベルトが 枯れたり 雑草だらけになっているのを 目にしましたり、また その お手入れや 植え替えに 多額の税金が かかるとの お話しを 耳にします度に、「なんで おかめづたに しはらへんのやろ。」と、思ってしまうのです。

私は、けして 「おかめづたの 回し者!」ではありませんが、環境に わずかでも 貢献できますよう、これから 「おかめづた推奨委員会委員長」に 勝手に 就任することにしました(^o^)/。