ユニークな成果測定の事例

Airbnbというサイトがあります。個人の部屋・アパート・家を貸し出すことで、旅行者にはホテルの代わりを、貸し手(ホスト)は新しい収入源を得られるサービスです。

このサービスは2012年に世界で500万泊の予約を得るほど急成長したものですが、『LEAN ANALYTICS』(アリステア・クロール、ベンジャミン・ヨスコビッツ著)で紹介されている仮説⇒データ収集⇒成果測定の方法がとして面白いです。
まず、「プロの写真を使ったホストの方がビジネスがうまくいく」という仮説を立て、すばやくテストを行う。
その結果、プロの写真を載せた場合は宿泊予約数が平均よりも2~3倍多いことがわかったため、2011年頃からホストに提供する写真を20人のカメラマンに撮ってもらうことにした。
そして急成長。
という内容です。
分析は平均値を見るという非常にシンプルなものですが、「プロの写真家に撮ってもらった場合の予約数」を追いかけるという独創的な発想に基づく行動とデータ収集といった流れが非常にスムーズです。
この内容を読んで、闇雲にデータが既にあるから、もしくは世間でよく採られているからという理由でデータ収集の内容を決めて収集し難しい分析をする前に、自分の求めている成果(この場合は、いかに予約数を増やすか)という根元の大目的の部分をきちんと掘り下げて、そのためにどういう行動を取るか、そしてその成果をどのような数値で追いかけるか、新しい切り口がないかを日頃から意識することが大切なのだと再認識させていただきました。
airbnbのURL(日本語サイト)は下記となります。
https://www.airbnb.jp/
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
橋本圭司